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2022/07/03虫歯じゃないのに奥歯が痛むときの対処法は?その考えられる原因も解説!

みなさんこんにちは

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院

歯科助手・管理栄養士の遠藤です。


虫歯でないのに奥歯が痛い?

そんなことはありませんか?

今日は虫歯ではないのに歯が痛む理由をお伝えします。

虫歯じゃないのに奥歯が痛むときの対処法は?その考えられる原因も解説!

■虫歯じゃないのに奥歯が痛む原因

虫歯ではないのに奥歯が痛む原因は主に以下のようなものがあります。


◇親知らずの存在

「奥歯が痛む」と感じた場合、親知らずがその原因となっているケースがあります。

親知らずが斜めや横向きに生えていたり、上下顎の片方だけ生えて来て、それが歯茎に当たって痛みが生じる場合があります。

また、親知らずのまわりで炎症が起こる“智歯周囲炎”が原因で痛みが発生することもあります。


◇歯並びの悪さ

歯肉は歯周組織の一種で、歯を支えるピンク色の肉を指します。

噛み合わせが原因で発生する可能性が高く、食べカスが歯の間に詰まって歯肉を圧迫するだけでも痛みを生じる場合があります。 

また親知らずの生え方が悪く、炎症を起こして重大な痛みに繋がることもあります。


◇咀嚼筋の疲労

「咀嚼筋(そしゃくきん)」というお口を開けたり閉めたりする筋肉が痛むもので、食事中などに頬やこめかみが痛むのが特徴です。

この咀嚼筋が痛むと、奥歯の痛みとして捉えられることがあります。


◇ストレスの蓄積

人それぞれですが、日常生活において、寝ている時に歯ぎしりをする方、精神的なストレスがかかると、知らないうちに歯ぎしりや噛みしめが癖になります。 

食べ物のクッションがない状態で歯同士を強く圧迫するので、エナメル質が削れたり、歯茎が下がったり、あごの関節が炎症を起こしたりします。また過度な噛む力がかかることにより、歯がグラついたり、ヒビ割れることにより痛みを生じることもあります。結果的に歯の痛みを起こす可能性があります。 

歯の治療を行うと同時に、ストレスを解消する治療も必要です。

マウスピースの装着により歯を保護したり、すりっ減った表面を修復する必要があります。


虫歯じゃないのに奥歯が痛むときの対処法は?その考えられる原因も解説!

■虫歯じゃないのに奥歯が痛いときの対処法

では、虫歯でもないのに奥歯が痛いときにはどうしたら良いのでしょうか?

◇痛み止めを使う。

「歯が痛いけれど、すぐに病院には行けない」という場合には痛み止めを使用しましょう。


◇汚れを取り除く

虫歯そのものが痛いのではなく、虫歯であいた穴に食べ物が詰まり歯肉に押し込まれて痛むこともあります。へたに楊枝などで触ると痛みを悪化させることがあるので、歯の中ではなく歯と歯の間に詰まった食べ物をデンタルフロス(糸ようじ)で取ってあげましょう。口ゆすぎも効果的です。


◇食事の内容を見直す。

繊維質の食品や硬い食品の摂取を控えて歯に負担をかけないようにしましょう。

また無意識に行っている悪い習慣(歯を食いしばる、歯ぎしり等)を見直し改善することも大切です。


◇マッサージを行う

筋肉が披露しているときには痛みを緩和する方法を考えましょう。

痛い筋肉を安静にしたり、マッサージや温湿布で筋肉をほぐすことで歯の痛みも軽減します。

ストレスをためないよう心がけることも必要になってきます。

 目覚めがスッキリしない、風邪をひきやすいときは、疲れがたまっていないか振り返ってみましょう。

パソコン作業などで同じ姿勢を長時間続けると筋肉が緊張し、筋・筋膜性歯痛になることがあります。

休憩時間には体を動かすなど、筋肉の緊張をほぐす工夫をしましょう。

 夜更かしや歯ぎしりなど、日常生活の悪い癖を直すことも大切です。


◇幹部を冷やす

炎症が起きている場合は、冷やすことで痛みの緩和が期待できます。

口の中から氷等で冷やす方法や、外側からアイスノン等を用いて冷やす方法があります。


◇歯医者で相談する。

歯が痛いときは、まず歯医者さんで診てもらいましょう。

虫歯や歯周病の場合は治療してもらえますし、他の病気が原因の場合でもアドバイスが受けられることもあります。

 歯と歯茎に異常がない場合や治療しても痛みが治まらないときは、

他に病気はないか、ストレスによる歯痛かどうか見極める必要が出てきます。

歯がずっと痛い、痛みの範囲が広がる、痛み止めが効かないときには、ストレスが原因となっている可能性が考えられます。


虫歯じゃないのに奥歯が痛むときの対処法は?その考えられる原因も解説!

■子供に奥歯が痛むと言われたら

◇状況を確認する

お子さんのお口の中を見てみましょう。

痛がるところはどんな様子でしょうか?

力ずくで引っ張ってしまうとお口の筋肉は緊張して硬くなり、よけいに見えづらくなってしまいます。

そんな時こそまずは優しくお口を触ってあげてください。

舌が邪魔して見えないときは清潔なガーゼなどで舌を覆うと手で舌を持ってどかしやすくなります。

ガーゼがない場合には普段使っている歯ブラシを使って軽く抑えるのもよいかと思います。

また、暗くて見えづらい時は懐中電灯や携帯電話のライトで照らしてみましょう。


◇原因を考える

歯が生えかかっている、虫歯、汚れが溜まっている、ぶつけたなど

虫歯でなくても歯が痛くなる原因はいくつかあるので考えてみましょう。


◇歯医者に行く

歯が痛くなる理由はさまざまありますが、自己判断で放っておくと症状が悪化して取り返しがつかなくなることもあります。

お子さんが痛みを訴えてきたら、まずは歯医者さんに診てもらいましょう。



■歯の痛みを防ぐためにできること

最後に歯の痛みを防ぐためにできることをいくつが紹介します。

◇定期検診に行く

歯科健診に定期的に行くことで、早く問題を見つけることができます。

◇歯科矯正を行う

歯並びが原因で痛みが生じている人は矯正を行うことで改善する可能性があります。

◇治療を行う。

歯の痛みは様々なので原因にあった治療を行うことで痛みが軽減したり、解消することができます。



■まとめ

奥歯の痛みは虫歯でなくても様々な原因が考えられます。

もし違和感や痛みが続く場合は悪化する前に早めに歯医者を受診するようにしましょう。

うえの歯科医院では歯の治療や検診なども行っています。

痛みがある場合や違和感がある方はぜひ相談してください。