2024/01/21歯列矯正をすると口臭が気になる?対策も紹介
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院
歯科衛生士の高橋です。
もう1月も終わりますね。。
今年の目標は進んでいますか?
さて、本日は矯正治療についてお話しします!
学校の検診で、歯並びにチェックが入る方もいたのではないでしょうか?
矯正中の方も、矯正を考えている方も必見です
目次
◾️矯正で口臭がきつくなる理由
◾️歯列矯正中の口臭を防ぐ方法
◾️正しいマウスピースの手入れ方法
◾️歯列矯正中のトラブル
◾️歯列矯正中に口臭は強くなる
◾️まとめ
以上の内容でお話しを行います
関連記事【歯周病の口臭は臭い?どうやって予防するのがよい?】
◾️矯正で口臭がきつくなる理由
矯正で口臭がきつくなる原因としてあげられるものを
まずは、お伝えします。
◇磨き残しがあると強くなる
矯正だけに限らずですが、磨き残しがあると
口臭が強くなることがあります。
これは、磨き残しはプラークと言われていて
細菌の塊です。
これは、お口の中の剥がれた粘膜や、食べ残しなどのタンパク質を
細菌が分解して発生させるガスが口臭の原因になります。
そのため、細菌もそうですが、
食べカスなども口臭の原因になります。
◇口内炎などの炎症が口臭につながる場合がある
口内炎と口臭は、関係なさそうに思いますが
実は、口内炎ができる原因として、
お口の中の環境が不衛生の場合に口内炎が起こることがあります。
そのため、先程書いたことと繋がって、
口内炎が口臭と関係があると言われます。
◇口の中の乾燥に気をつけるのがよい
お口の中が乾燥すると、口臭が強くなることがあります。
唾液は抗菌作用があり、これがお口の中の菌の繁殖を
抑えてくれます。
唾液が少ないと、抗菌作用が働かず、
口臭を発生させる菌が増えてしまいます。
そのため、お口の中が乾燥して唾液が減ると
口臭の原因にもつながります。
◇マウスピースのお手入れが行き届いていない
マウスピースのお手入れが行き届いていないと、
マウスピースも菌が繁殖してしまい、
これを使用することで、お口の中の菌数も増えてしまいます。
これが、口臭につながります。
◾️歯列矯正中の口臭を防ぐ方法
口臭を防ぐためには、ということをまとめます!
◇歯ブラシをしっかりする
お口の中の菌数を減らすために、とても有効です。
特に、ワイヤー矯正だとなかなか歯ブラシだけでは
汚れが落としきることが難しいです。
まぁいっか。で、歯磨きを疎かにしてしまうと
口臭の原因に繋がってしまいます。
丁寧な歯磨きを心がけて、歯ブラシ以外にも
タフトブラシや歯間ブラシも使うようにしましょう。
◇歯科医院でクリーニングを行う
歯科医院で、定期的なクリーニングも大切です。
自分では落としきれない汚れや、気づかなかった歯石などを
しっかりクリーニングで落とすことができます。
お口の中の菌数を減らすことができるので、
口臭予防にもつながります。
また、気づけなかったむし歯も発見できるかもしれません。
◇マウスウォッシュを使用する
マウスウォッシュは、殺菌成分が含まれているものが多いので
お口の中の菌を減らすのに有効的です。
しかし、数時間で戻ってしまうようなので、
マウスウォッシュだけに頼らず、あくまで補助的なものとして
使うようにしましょう。
また、アルコールが含まれているマウスウォッシュは
使いすぎると、よりお口の乾燥を招いてしまいます。
スッキリ感は強いですが、使い過ぎには注意しましょう。
◇ストレスを溜めない
ストレスを溜めると、ホルモンバランスが乱れて
唾液量が減り、お口の中が乾燥します。
お口の中が乾燥したことにより、
お口の中の菌が増え、口臭につながります。
ストレスマネジメントとも行っていきましょう。
◾️正しいマウスピースの手入れ方法
口臭にも繋がる、マウスピースのお手入れ方法を
確認していきましょう。
◇基本は水洗い
基本的には水洗いだけでも大丈夫です。
水洗いでしっかり汚れを落とすようにしましょう。
◇食器洗いの中性洗剤も使えます
水洗いが不安という方は、食器洗いの中性洗剤を使用して
お手入れすることもできます。
歯磨き粉は、研磨剤が入っているものもあるので、
研磨剤が入っているとマウスピースを必要以上に傷つけてしまうので、
使用のおすすめはしません。
◇マウスピース専用の洗浄液を使う
入れ歯の洗浄液でも可能ですが、マウスピース専用の洗浄液を使うことで
マウスピースをより清潔に保つことができます。
この時に気をつけることは、熱湯にはつけないようにすることが
大切です。
マウスピースを熱湯につけると、マウスピースが変形させてしまうことがあります。
◾️歯列矯正中のトラブル
歯列矯正のトラブルで、特に多いものも紹介します。
◇口内炎が起こる
特にワイヤー矯正では、器具がお口の中に当たることで
口内炎ができてしまうことがあります。
矯正でもらっているワックスで対応したり、痛いようなら
矯正医に診てもらうようにしましょう。
◇歯が後戻りをする可能性がある
リテーナーをしっかり使わないと、
歯が矯正前に戻ってしまうことがあります。
装着の期限や時間などは、しっかり守るようにしましょう。
◾️歯列矯正中に口臭は強くなる
◇ブラシが届かない
矯正中は、器具が口腔内にあることでなかなか歯ブラシが届き切らないことがあります。
そのため、汚れがたまりやすく口臭の原因につながります。
歯間ブラシや、ウォーターピック、ワンタフトブラシも併用しながら丁寧に歯ブラシを
行うことを心がけていきましょう。
◇矯正器具による口内炎
矯正器具の針金、ワイヤーや、ブラケットといわれるボタンが口の中の粘膜にあたったり
引っかかったりすることで、口内炎ができることがあります。
口内炎がある=口臭とまではなりませんが、
なかなか治りにくい、口内炎が簡単にできてしまう場合は、
お口の中の環境を整える必要性が高いということです。
◇矯正器具の汚れ
矯正器具に汚れが残ってしまうことで、口臭につながることがあります。
お口の中はだいたい体温と同じぐらいの温度です。
その中に食べ物があり続けるということは…
それだけでも、口臭への関係性が感じられますよね。
◾️まとめ
今回は、矯正と口臭の関連性についてまとめました。
矯正している=口臭がきつい というわけではないですが、
ケアはもちろん丁寧に気を使う必要があります。
なるべく、口臭も予防しながら矯正したいという方は、
マウスピース矯正もおすすめです!
うえの歯科医院では、マウスピース矯正・インビザラインも
行っています!
ぜひ、お気軽にご相談ください!
【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座