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2024/02/15親知らずで歯茎が痛い方必見!智歯周囲炎の症状や痛みのピークを解説

皆様こんにちは!


横浜市鶴見区にあるインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士兼トリートメントコーディネーターの高岡です。


今回は厄介な親知らずについてです。


体調を崩したり、疲れたりすると歯茎が腫れる…

一度気になり始めたら痛い…


そんな厄介な親知らずですが、この痛みの症状のピークはいつなのか、またこの痛みを放置するとどうなるのか…

と心配な方には必見の情報をお伝えしていきます!




■智歯周囲炎とは


ずっと痛いわけではないけど、たまに親知らずのあたりの歯茎が痛む…気になる…という経験がある方は多いかと思います。

そもそも親知らずの正式名称は智歯(ちし)と言います。


そして、その智歯の周囲の組織が炎症することを「智歯周囲炎」といいます。


親知らずで歯茎が痛い方必見!智歯周囲炎の症状や痛みのピークを解説

では、歯周病などのお口の病気がなくても、智歯周囲炎を起こしやすいのは何故なのでしょうか…


最近の日本人は、顎が小さいために、下顎の奥に親知らずが生える場所がなく、正しい位置にうまく生えないことが多いのです。

そのため、横向きに生えたり、傾いて生えたり、歯の一部だけしか顔を出さない時もあったり…

もしくは、歯はあっても、骨の中に潜ったままで、歯が生えてこないこともあるのです。


他の歯と並んで生えてこない親知らずは、歯の一部が口の中にあらわれていて、他の部分は歯肉で覆われているので、歯と歯肉の間に深い袋状の隙間ができてしまいます。

ここに口の中の細菌や食べカスが入り、細菌が繁殖するとそのまわりに炎症が起きます。これが智歯周囲炎です。


痛みの程度としては、軽度では触った時に痛い程度です。

しかし炎症がひどくなってしまうと何もしなくても痛い、物を飲み込むのがつらくなるなどの症状が出てきます。




■智歯周囲炎の症状


そんな智歯周囲炎ですが、ただ歯茎が炎症して痛いというだけではなく、様々な症状があります。

歯周囲炎には、いったいどのような症状があるのでしょうか。



◇奥の歯茎が腫れる


まず訴えとしてよくあるのが、奥の歯茎が腫れることです。

初めのうちは痛みなどがなく気付きにくく、気付いたら歯茎が腫れてしまっているということがあります。



◇歯茎から膿が出る


歯肉が炎症を起こし、膿が溜まってくるとそれが表面に出てきてしまいます。

膿は身体の中の悪いものを出しているサインです。膿が出てきてしまうと口臭の原因にもなってしまいます。



◇歯茎がブヨブヨする


智歯周囲炎で膿が溜まってきてしまうと、歯茎を触ったときにブヨブヨとすることがあります。

このように歯肉の中で膿が溜まっていても痛みが出ないこともあります。



◇歯茎がめくれる


親知らずが生えかけの時は、歯の一部に歯茎が乗っかっているような状態のため、その乗っかっている歯茎がパカパカとめくれることがあります。

この状態が長く続くと歯茎と歯の間に汚れが溜まりやすくなり炎症をより引き起こしやすくなってしまいます。


親知らずで歯茎が痛い方必見!智歯周囲炎の症状や痛みのピークを解説

◇頬の内側が痛む


親知らずが生えている位置は、頬の内側にも近いため、炎症が広がると頬の内側にまで痛みが及んでしまうことがあります。

その影響で口の開閉がしづらくなってしまうこともあります。




■痛みがある親知らずを放置するとどうなる?


やっかいな症状がある智歯周囲炎ですが、親知らずが痛い状態で放置していても良いのでしょうか?

痛みのある親知らずを放置するとどうなるかをみていきましょう。


もちろん、痛みのある親知らずを放置していてはよくありません。

そのまま時間が経つと痛みが和らぐこともありますが、体調や口腔内の環境によって痛みを繰り返すことがほとんどです。


痛みがなかったとしては、歯茎がブヨブヨになっていたり、磨き残しが親知らず付近に多い状態をそのまま放置していてはいけません。


仮に、痛みが和らいだとしても、トラブルの根本となる親知らずがそのままある状態だと、いつ痛みが出てもおかしくありません。


例えば旅行中や大事なイベントが控えている時など、普段と違う生活や忙しい時期ほど、智歯周囲炎が再発してしまうリスクが高くなってしまいます。


トラブルの原因を根本から解決するために、歯科医院できちんと診断を受けるようにしましょう。




■智歯周囲炎の痛みのピーク


智歯周囲炎の症状がわかりましたが、痛みはどのくらい続き、ピークはどの状態なのでしょうか…。

個人差はありますが、智歯周囲炎は1ヶ月ほど治るのにかかります。


智歯周囲炎は親知らずを抜いた後にも抜歯の反動で起こることがありますが、親知らずを抜いた場合は、抜歯から48時間後に炎症が起こり、2、3日で腫れのピークに達します。

そこから5、6日で徐々に腫れが治まります。


できるだけ腫れてほしくない…という思いもあると思いますが、腫れるのは身体が傷口を治そうとしている証拠でもあります。


腫れないようにする方法は残念ながらなく、自分の治癒力を頼る…ということになります。

しかし、免疫力が下がっていたり、お口の中の環境が良くないと傷口が治りにくくなってしまうため、規則正しい生活や歯磨きが重要となります。


親知らずで歯茎が痛い方必見!智歯周囲炎の症状や痛みのピークを解説

■親知らずが埋まっている場合の治療方法


親知らずが一部や全体的に埋まってしまっている場合に起こりやすい智歯周囲炎ですが、そのように生えている親知らずはどのように治療をするのでしょうか。



◇歯の半分や一部分が埋まっている場合


歯の一部または半分が埋まっている親知らずは、基本的には抜歯をするのがオススメです。


抜歯をお勧めする理由としては、歯の一部または半分が露出している状態だと、歯ブラシを当てるのが難しく汚れが溜まりやすくなるからです。よって、むし歯や歯周病になりやすくなってしまいます。


特にむし歯や歯周病は自覚症状が出にくく、気づかないうちに進行しているケースが多くなります。

親知らずがなかったとしたら、守れたかもしれない歯が、親知らずが原因でむし歯や歯周病になってしまうのはとっても勿体無いことです。


現時点でむし歯や歯周病になっていなくても、親知らずの一部または半分が埋まっている状態を放置と、トラブルの元になってしまう可能性が高いため、抜いておいてしまった方が良いことの方が多いと考えられます。



◇完全に埋まっている場合


完全に埋まっている親知らずの場合は、無理に抜歯する必要はないと判断することが多いです。


ただし、痛みや違和感などの症状があったり、横向きや斜めに生えて、手前の歯を圧迫してしまっていたり、レントゲンで見た時に、親知らずの周りに膿の袋ができてしまったりなど、すでに何らかのトラブルが発生している場合は、今後のリスクを考えて抜歯した方が良いでしょう。




■まとめ


今回は厄介な智歯周囲炎についてお伝えしました。


親知らずのトラブルがすでにある!という方も、

自分にそもそも親知らずは生えているのかまだわからない!という方も、

自分のお口の中の状態を一度歯科医院で診断してもらうと安心です。


今後のリスクを回避するためにも、早めの対処を心がけましょう!


うえの歯科医院では親知らずの抜歯などの口腔外科に関わることをサポートしています。

よろしければお問い合わせください。