2023/03/16Eライン矯正はマウスピースがおすすめ?矯正方法も紹介!
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高岡です。
マスクを外すようになると、油断できないのが歯並び!
歯並びを綺麗にする歯列矯正ですが、矯正治療といっても方法は様々です。
今回は顔の印象を左右するEラインを手に入れるための矯正治療についてご紹介します。
■Eラインとは
そもそもEラインとは何かというと、「鼻先から顎先を結んだ時の直線」のことをいいます。
このEラインが美しい顔の基準といわれています。
Eラインは、あくまで欧米人の理想的な横顔です。日本人の骨格には適さない部分もありますが、一般的にはこのバランスを保つことで美しい横顔になると考えられています。
Eラインが崩れる原因としては、出っ歯や受け口、顎の位置が挙げられます。
またこのEラインが崩れている場合の治療方法としては、マウスピース矯正やワイヤー矯正があります。
ただし、顎の位置が問題の場合は外科的な手術が必要のケースが多いです。
■Eラインの矯正方法とは
それでは、美しい顔の基準であるEラインを手に入れるための矯正にはどのような治療方法があるのでしょうか。
治療方法は大きく分けて二つあります。
マウスピースで行う矯正か、ワイヤーで矯正をするかの二つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
◇マウスピースで矯正する
前歯が出ている出っ歯や、下顎が出ている受け口が原因でEラインが崩れてしまっている場合、マウスピースを使った矯正が選択肢の一つとなります。
マウスピース矯正は、正しい歯並びに合わせて作ったマウスピースを患者様自身で装着し、矯正する方法です。矯正の進み具合に合わせて、数週間ごとに新しいマウスピースに交換して、徐々に歯並びを矯正していきます。
出っ歯の場合は、前歯が出ている状態のため、マウスピース矯正を行うことにより、徐々に前歯を正しい位置に治していきます。
受け口の場合は、上の歯を前に出して、下の歯を後ろに下げる矯正を行います。
ワイヤー矯正では、金属の装置を歯に接着するため、目立ちやすいことがデメリットです。しかしマウスピースは透明のため、目立ちにくいメリットがあります。
また食事や歯磨きの時にはマウスピースを外すため、食事中、矯正器具に食べ物が挟まったり、歯磨きがしづらいというような煩わしさがないことがマウスピース矯正のメリットです。
◇ワイヤーで矯正する
マウスピースを使った矯正以外にも、ワイヤー矯正という方法もあります。一般的に知られているいわゆる矯正治療です。
前に出ている歯や周辺の歯にブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付け、ワイヤーを入れて引っ張り、正しい位置へと徐々に動かしていく矯正治療です。
出っ歯をワイヤー矯正する場合は、口を開けたときに金属装置が目立ってしまうことがデメリットとなります。
ワイヤー矯正でも、透明や白色の器具で矯正も可能ですが、金属よりも費用が高額になってしまいます。
ただ、ワイヤー矯正は、マウスピース矯正よりも治療可能な症例が幅広いため、極度の出っ歯も矯正しやすいことがメリットです。
また、受け口になってしまっている場合は、下の歯に矯正器具を取り付けて奥へ引っ込める処置を行います。マウスピースと同様に、矯正治療には時間がかかりますが、抜歯や外科手術など大掛かりな矯正は避けたいという方でも、ワイヤー矯正で治せる症例があります。
■マウスピース矯正がおすすめな理由とは
Eラインになるための矯正治療では、マウスピース矯正とワイヤー矯正の2つの方法があることをお伝えしましたが、マウスピースの矯正がお勧めされる理由は何なのでしょうか。
◇普段の生活で目立ちにくい
まずマウスピース矯正の最大のメリットは、ワイヤー矯正と比べると圧倒的に、装置が目立ちにくいということです。
ワイヤー矯正では、ブラケットという金属の装置を歯に接着するため、どうしても装置が目立ってしまいます。
マウスピース矯正であれば、マウスピースは透明であるため、会話をしたり、写真を撮ったりした時にもほとんど目立ちません。
◇取り外しができる
マウスピース矯正であれば、ワイヤー矯正とは違って装置を歯に接着するわけではないので、取り外しが可能です。
ワイヤー矯正だとどうしてもお食事が装置に絡まってしまったり、歯磨きが複雑で時間がかかってしまったりします。
マウスピース矯正では、お食事の時や歯磨きの時には装置を外すため、今まで通りお食事を楽しむことができたり、歯磨きも通常通り行えます。
◇ 清潔感がある
マウスピース矯正は、上述の通り、マウスピースを取り外して歯磨きをしたり、食事をしたりするため、清潔感をキープしやすいです。
逆に、ワイヤー矯正の場合は、歯磨きが難しく、磨き残しも多くなりやすくなります。上手にケアするためのコツを得ることが必要です。
◇ワイヤーに比べ痛みを感じにくい
ワイヤー矯正に比べると、マウスピース矯正の方がゆっくりと歯を動かすため、矯正で歯が動くことによる痛みを感じにくいといわれています。
マウスピース矯正のブランドによっては、お試しで何日かマウスピースをはめてみることが可能なものもあります。
◇細かな歯の矯正ができる
マウスピース矯正では、すべての歯並びを改善する矯正治療もあれば、部分的に歯並びが悪い箇所だけを治す部分矯正をすることもあります。
歯並び全体を治すほどお金や時間をかけられない、ここのちょっとの歯並びの悪さだけを治したい!という方にはマウスピース矯正がお勧めです。
■ワイヤー矯正がオススメな理由とは
反対にワイヤー矯正がオススメできる理由もみていきましょう。
◇さまざまな歯並びに適応している
歯並びには出っ歯や受け口、すきっ歯などなど色々な種類があります。また、歯並びの悪さの度合いも人によって様々です。ワイヤー矯正の場合、歯並びの悪さの度合いが重度であったり、色々なパターンの歯並びでも改善することができます。
◇大きな歯の移動に適応している
上でも述べた通り、重度の歯列不正でも治せるワイヤー矯正では、歯の移動距離も大きく改善することができます。かなり歯並びの悪さが目立ってしまっている方でもワイヤー矯正で治せることが多いです。
■矯正時に気を付けることとは
矯正治療中に気をつけなければならない点がいくつかありますので、ご紹介します。
◇粘着性が高いものを食べない
特にワイヤー矯正の場合は、器具が付いた状態で食事をするため、粘着性が高いものを食べてしまうと矯正器具にくっついて取りづらくなってしまいます。
よって、矯正器具が壊れてしまう可能性があるので、注意しましょう。
◇歯磨きを意識的にする
歯磨きを意識的にしてむし歯を作らない環境にすることが大切です。
ワイヤー矯正の場合は、歯磨きをするのも大変ですが、磨き残しが残りやすい分、むし歯のリスクは上がってしまうため、丁寧に汚れを取り除く必要があります。
また、マウスピース矯正の場合も歯磨きはしっかり行う必要があります。
歯を磨くことで歯とマウスピースの清潔さを保つことができます。反対に、歯磨きを怠ってしまうと矯正用マウスピースへの食べ物の付着や着色だけでなく、付着した食べ物が原因でむし歯になる可能性もあります。磨き残しがあると、マウスピースを付けた時に、その磨き残しが唾液で流れることもなく、長時間歯と磨き残しが温存されてしまいます。その分、むし歯のリスクも上がってしまうため、しっかりと汚れを落としましょう。
◇装着時間を守る
マウスピース矯正の場合は、ご自身で装置を取り外しできる分、装着時間を自分で確保することがキーとなります。
矯正治療期間中は毎日20時間以上矯正用マウスピースを着用する必要があると言われています。そのため、基本的には食事以外はずっとつけているようなイメージです。
食事をしたら歯磨きをつけてマウスピースを装着する、という習慣を身につける必要があります。
■まとめ
今回は美人の条件であるEラインを得るための矯正治療についてお伝えしました。
矯正治療には、マウスピース矯正とワイヤー矯正があり、そのメリットやデメリット、適応になる症例はそれぞれ異なります。
歯並びが気になる、治したい…という方は歯科医院に相談し、最適な治療法を見つけていきましょう!
うえの歯科医院でも矯正治療に関することもサポートしています。ぜひお問い合わせください。
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