2022/12/22矯正でゴム掛けは出っ歯に効果がある?何ヶ月で終わるの?
みなさんこんにちは
インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院
歯科助手・管理栄養士の遠藤です!
矯正治療をしている方の中でゴム掛けをしている人は少なくありません。
「ゴム掛けって毎日して大変」「これは本当に必要あるの?」と思う方もいるのではないでしょうか?
そう思う方のために今日は矯正のゴム掛けについて紹介していきます。
そもそも矯正のゴム掛けとは何でしょうか>
ゴム掛けとは上下の歯の矯正装置にゴムを引っ掛けて歯を矯正する方法です。
原則お食事と歯磨き以外の時間はゴム掛けを行います。
小さいゴムなのでどうしても最初は慣れるまで大変だったり話しづらさがあることがあります。
しかし、このゴム掛けは矯正治療のかみ合わせや仕上がりにとても大事なのです。
ではなぜ必要なのでしょうか?
その理由は主に2つあります
①かみ合わせを整えるため
矯正のゴム掛けは、歯のかみ合わせの調整に効果を発揮します。
ゴム掛けが指示されるのは歯並びがだいたい揃ってきてからであり、かみ合わせの調整に入る段階のときです。
ある程度形がきれいになってきたとしても、かみ合わせまではきれいになっていません。
ここでゴム掛けを行うことでかみ合わせの調整を行い、見栄えだけでなく、実用性の高い状態へと導きます。
②歯の移動を補助するため
ゴム掛けは矯正装置では
動かせなかった部分の歯の移動を助ける役割を持っています。
面倒だなと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、しっかりコツコツとゴム掛けができていると効果が出て着やすいため治療がスムーズに進みます。
■出っ歯に使われるゴム掛けとは
出っ歯に使われるゴムは2級ゴムというものを使用します。
二級ゴムとは上の犬歯と下の奥歯をゴムによって治療するものが主に用いられます。
■ゴム掛けをしたときの出っ歯への効果
◇出っ歯を治療することができる
うえの前歯を後ろに引っ張ります。そのため、上の犬歯あたりから大臼歯にかけて上下の歯列を前後に移動させるのに効果的です。
左右を同じようにかけると出っ歯の治療ができます。
◇かみ合わせを改善することができる
矯正装置は上下の葉に対してそれぞれの器具をつけます。
そのため、上下の歯並びはそれぞれ個別に整っていきます。
そうなると歯を噛み合わせたときにズレが生じることがあります。
ゴム掛けにはそうした症状を改善することが期待できます。
上下巻に渡ってゴム掛けを行うことにより、しっかりと歯が噛み合うようになります。
見た目だけでなく機能面でも治療効果を得ることができます。
◇細かい歯並びを整えることができる
ゴム掛けによって細やかな微調整をすることで矯正治療の仕上がりがぐんと良くなってくれます。
ゴムの弾力性によって力を加えるので使用するゴムによって加わる力加減が変わります。
■ゴム掛けで治療が終わる日数
1ヶ月から1年以上と言われています。
少しだけ動かせば良い場合は数ヶ月で終わることもありますが、なかなか動かない歯並びの場合は1年以上かかってしまうこともあるのです。
ゴム掛けは自分で装着することもあって「1日ぐらいサボっても大丈夫?」と思ってしまいますが。
サボると矯正治療に支障が出てしまうことがあります。
■ゴム掛けを早く終える方法
矯正のゴム掛けは歯列の微調整を行うのに欠かせない行為であり、少しずつよい状態へと整えていきます。
だからこそ早く終わらせたい方に取ってはどうすれば早く終わるのかが気になると思います。
その早く終わらせるコツについてご紹介します。
◇ゴム掛けを長時間つけるようにする
矯正のゴム掛けは自分自身で行う行為であるため、外している時間を以下に減らせる化が非常に大事となります。
ゴム掛けはつけている時間がながければ長いほど早く効果を発揮するので外している時間が短ければその分早く終わります。
食事や歯磨きのときは外す必要がありますが、それ以外はつけている習慣をつけることが大切です。
最初はなれず辛いと感じることがあるかもしれませんが、それで装着時間を短くしてしまえばしまうほど治療期間が長くなってしむため、できるだけ長く装着しましょう。
◇習慣化する
ゴム掛けは毎回行わなければ行けないものであり、時間と手間がかかります。
食事や歯磨きのたびに外さなくては行けないため、どうしてもサボりたくなってしまうときがあるかもしれません。
しかし、その1回のサボりが後々の矯正の進み具合に影響を与える可能性があります。
そのため習慣にするのは大変と感じることもmあるかと思いますが、日常生活の一つとして行えるように意識してみましょう。
習慣化することでいつでもサボらずに矯正ができるので早く終わります。
◇ゴム掛けの取り付けを正確にする
正確にゴム掛けをつけるとかみ合わせが整いやすくなるので正確につけることが早く終わることにも繋がります。
■ゴム掛けをするときの注意点
◇食事や歯磨きの際はゴム掛けを外す
食事や歯磨きの際はゴム掛けが伸びたり切れたりする場合があるので外しましょう
◇毎日ゴム掛けを変える
毎日ゴム掛けを変えてかみ合わせを合わせましょう
◇ゴムが切れたり、伸びたりしたら変える
ゴムが切れたり、伸びたりしたら矯正の効果がなくなってしまうのですぐに変えましょう
■まとめ
ゴム掛けは慣れるまでが大変ですが、1~2週間程度で慣れる方が多くいらっしゃいます。
中には慣れて鏡を見なくても掛けられるようになる人もいます。
そうはいってもゴム掛けの矯正についてわからない場合が多いと思います。
うえの歯科医院では矯正治療に関わることもサポートしているのでもしご不安なことなどあったらぜひご連絡、ご相談ください!
【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座