ブログ

2024/12/05親知らずとは?生える前兆や抜歯すべきか、そのリスクも解説

みなさんこんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜

歯周病治療のうえの歯科医院歯科衛生士の高橋です!


すっかり寒くなってきましたね!

今日は親知らずについてお話しします!


目次

◾️親知らずとは?

◇親知らずの由来

◇他の歯との違い


◾️親知らずが生える前兆は?


◾️親知らずが生えない人はいるのか?

4人に1人の割合で生えない人がいる

◇親知らずが埋没している

◇そもそも親知らずがない


◾️親知らずが痛い場合、抜歯すべきなのか?

◇痛みや腫れが生じている

◇歯並びに影響が出ている


◾️親知らずを抜かなきゃよかった?抜歯するリスクとは?

◇抜歯後に痛みや腫れが出る

◇口臭が気になる

◇ドライソケットになる


◾️まとめ


◾️親知らずとは?


親知らずとはからお話ししますね!

親知らずとは、奥歯の一つで、1番奥に生えてきます。第三大臼歯や智歯とも呼ばれるます。生えてくる時期は個人差は勿論ありますが…10代後半から20代前半に生え始めます。


◇親知らずの由来

「親知らず」と言われている由来は、諸説ありますが、生えるタイミングから言われます。子どもが大きくなって、親離れをして、子どもの成長を見守る時期を過ぎてから生えるので、「親が知らない間に生えてくる歯」としてこの名前がつきました。また、成長期を過ぎた後に生えることから、「知恵歯(ちえば)」とも呼ばれることがあります。



◇他の歯との違い

親知らずは他の歯と様々な違いがあります。


・歯の列の最も奥に位置して、歯ブラシが届きにくい


斜めや横向きに生えることが多く、

隣の歯に影響を与えやすいです。

そのため、親知らずやその隣の歯にむし歯や歯周病のリスクが高くなります。


・形や本数に個人差があり、必ずしも4本全て生えるわけではない

全く生えない人もいますし、あるけど、出てこない人もいたりします!


これらの特徴のため、親知らずはよくトラブルを

を引き起こしやすい歯と言われています?



◾️親知らずが生える前兆は?


親知らずが生える際には、

次のような前兆が現れることがあります


奥歯に痛みや違和感が出る


歯茎が腫れる、歯茎から出血する


噛み合わせが変わる、変わったような気がする



これらの症状を感じた場合、親知らずが生え始めている可能性があります。

ただし、症状が軽い場合やまったく感じないこと、他の原因によるものの可能性もあります

定期的な歯医者さんでの検診で確認することが大切です!




◾️親知らずが生えない人はいるのか?


すべての人に親知らずが生えるわけではありません。

生まれつきない人もいます!

実は、4人に1人の割合で親知らずが生えないと言われています。

その理由として、以下の2つが挙げられます。


◇親知らずが埋没している


親知らずが歯茎や顎の骨に埋まったままで生えてこないことがあります。

この確認は、レントゲンでの確認が大切です!

このような場合、痛みや腫れがなければ特に問題はありませんが、

周囲の歯を圧迫するリスクがあるため、定期的な確認が必要です。


◇そもそも親知らずがない場合


人は実は、進化の過程で顎が小さくなってきています。

食文化が変わったからなんて、言われますね。

そのため、親知らずが退化している人もいます。

この場合、親知らずが存在しないので、特に治療の必要はありません。

こちらも、判断にはレントゲンでの確認が必要です!



◾️親知らずが痛い場合、抜歯すべきなのか?


親知らずが痛みや腫れを引き起こす場合、

抜歯を検討することが一般的です。もちろん、むし歯治療をすることもあります。

特に以下の状況では、抜歯が推奨されることが多いです。


◇ 痛みや腫れが生じている場合


親知らずが斜めや横向きに生えると、隙間に汚れが溜まりやすくなり

炎症(智歯周囲炎)を引き起こすことがあります。

これが頻繁に起こる場合、抜歯をすることで症状を根本的に解消できます。


◇歯並びに影響が出ている場合


親知らずが隣の歯を押すことで、歯並びに影響が出ることがあります。

特に矯正治療中や矯正を予定している場合には、

事前に親知らずを抜くことで、矯正治療の動きを良くするため、

事前に抜歯を推奨される場合が多いです。




◾️親知らずを抜かなきゃよかった?抜歯するリスクとは


親知らずの抜歯にはメリットがある一方で、

いくつかのリスクやデメリットも実は存在します。

抜歯を決断する前に、以下のポイントを理解しておくことが大切です。


◇抜歯後に痛みや腫れが出る


抜歯後は傷口が治るまで痛みや腫れが伴うことがあります。

特に難しい位置である、半分歯茎に埋まっているような歯や、

完全に埋まっている親知らずを抜く場合、

症状が数日から1週間続くこともあります。


◇口臭が気になる


抜歯後は、歯茎に穴が空いている状態です。

傷口に食べ物のカスが溜まりやすく、

これが原因で口臭が発生することがあります。

また、無理に食べカスを取ろうとすると

歯茎の治りが悪くなることがあるので注意が必要です!


◇ ドライソケットになる


「ドライソケット」とは、抜歯後の傷口に

血餅(血のかたまり)=かさぶたのようなものが形成されず、

顎の骨が露出する状態です。

これにより強い痛みが数日間続くことがあります。

ドライソケットの予防には、

歯科医院で説明される抜歯後の指示を守ることが重要です。



◾️まとめ

親知らずは実は必ずしも抜歯が必要なわけではありません。

しかし、痛みや腫れ、歯並びへの影響がある、矯正を考えている場合は

抜歯を検討することが重要です。

一方で、抜歯にはリスクが伴うため、歯科医院に相談し、

適切な判断を貰うことが大切です!


親知らずに関する悩みがある方は、

ぜひ一度うえの歯科医院を訪れ、専門家の意見を聞いてみてください。

健康な歯を守るためにも、まずは自分の状況把握が大切です!


親知らずとは?生える前兆や抜歯すべきか、そのリスクも解説