2024/05/19インプラント治療は老後が悲惨になる?絶対にだめと言われる理由とは
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科衛生士の荒井です。
今回はインプラント治療を検討している人に向けてインプラント治療の老後の恐ろしさについて、徹底的に解説していきます!また、インプラント治療にはもちろんメリットもありますので、一緒にご紹介させていただきます。
☆インプラントとは☆
インプラントとは、顎の骨にインプラント体を埋め込み、上部構造(人工歯)を装着する治療法のことを言います。 ブリッジ・入れ歯といった従来の治療法とは違い、歯を補うだけでなく、歯根も取り戻すことが可能です。
インプラントは、部分入れ歯やブリッジと比べ、噛む力や、見た目や使い勝手がより自然な歯に近づける治療法です。また、インプラントを取り入れることで、周囲の歯を削る必要がないため、口内環境を保てます。
目次
◾️インプラント治療は老後が悲惨になると言われる4つのデメリット
◾️インプラント治療の老後後悔した体験談
◾️インプラント治療は高齢になった時こそおすすめ!3つのメリット
◾️老後のインプラント治療の注意点
◾️まとめ
◾️インプラント治療は老後が悲惨になると言われる4つのデメリット
◇要介護や寝たきり状態になってしまった
老後に要介護や寝たきりの状態になると歯科医院へ通院することが難しくなるため、インプラントを含めたお口の中のメンテナンスが歯科医院で行いにくくなってしまいます。
お口の中の衛生状態が悪化してしまうとインプラントの部分では「インプラント周囲炎」になる可能性が高まります。
インプラント周囲炎は歯周病と似た症状がインプラントの周囲に起こる疾患であり、発症すると顎の骨が溶けて、インプラントがぐラグらと揺れてしまいます。
早めの発見と治療ができればインプラントを失う可能性が低くなりますが、歯科医院への通院が難しいと、インプラント周囲炎が発見されたときに既にインプラントがグラついてほとんど機能しておらず、インプラントの撤去が必要な状態にまで進行していることもあり得ます。
また、インプラントの撤去には専用の器具が必要です。
要介護や寝たきりになり、以前のかかりつけの歯科医院から訪問歯科を行っている歯科医院に変更した場合や、入居したホームに訪問する歯科医院によってはインプラントの除去に対応しておらず処置が受けられないこともあります。
◇認知症になってしまった
要介護や寝たきりの場合と同様にインプラント周囲炎を引き起こす可能性が高くなります。
また、認知症になってしまった場合、日々のケアだけでなく歯科治療の必要性を理解できなくなる方も少なくありません。
すると、インプラントに不具合があったり除去が必要な際に、必要性を理解できず歯科治療を拒否する行動をとる可能性があります。
顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込む手術では、歯茎をメスで切開したり、ドリルで骨に穴を開けたりするなどの処置が必要となります。そうした外科手術への不安感が恐怖心へと変わり、インプラント治療から遠ざけてしまっているようです。
アレルギー反応や血圧の急激な変化など、麻酔による身体的な副作用が発生する可能性があります。麻酔がうまく効かずに手術中に痛みを感じたり、麻酔薬に含まれている成分によりドキドキしたりするなど、麻酔によるトラブルが発生する可能性があります。
◇経済的に治療が難しくなる
インプラント治療は、高額な治療費用がかかるため、老後の経済的な負担となることがあります。また、高齢者には年金受給額の低下や医療費負担増などの問題もあるため、治療費の負担がますます重くなることも考えられます。
◾️インプラント治療の老後後悔した体験談
◇毎日フロスやメンテナンスが大変
せっかく埋めたインプラント長持ちさせたいですよね?その為にはお手入れがとても重要です
歯ブラシだけではなく、フロスも使う事が大切ですが、実際フロスをやると時間がかかってしまい大変だと感じる方が多くいらっしゃいます。インプラント周囲炎を予防するためにもメンテナンスは必要不可欠です!
◇元の歯科医院まで通院しないとメンテナンスできない
引っ越した先に同じ種類のインプラントを取り扱っている歯科医院がないと、以前に通っていた歯科医院まで通院しないとメンテナンスできないというケースがありますので、注意して下さい。
また、老後や入院が必要になった場合、入れ歯であれば看護師が簡単に外して洗うことができますが、インプラントを外すことは不可能になりますのでそれがデメリットだと感じる方もいるようです。
◾️インプラント治療は高齢になった時こそおすすめ!3つのメリット
◇口腔機能の低下予防になる
口腔機能とは、食事や話す、呼吸など、口腔を使った機能のことです。特に、食事においては、噛むことが非常に重要であり、噛む力が低下すると、噛み砕けない食べ物を食べられず、栄養不足に陥ることがあります。また、噛む力が低下すると、咀嚼が不十分となり、消化器官への負担が増加することがあります。
◇会話や食事を楽しむことができる
歯がなくなると、発音がしづらくなったり、口が開けにくくなったりすることがあります。また、入れ歯などを使う場合、口の中に違和感を感じたり、発音がうまくできなかったりすることがあるため、会話に支障をきたすことがあります。しかし、インプラント治療を受けることで、自然なかたちで歯を補えるため、口の中の違和感がなくなり、発音もスムーズになり、会話を楽しむことができます。
また、歯がない状態では、固い食べ物や歯ごたえのある食べ物が噛めなくなり、食事の制限が生じることがあります。しかし、インプラント治療により、失われた歯を補えるため、硬い食べ物や歯ごたえのある食べ物も噛みやすくなります。これにより、食事のバリエーションが増え、食の楽しみが増します。
◇外見を若々しく保つことができる
歯がしっかりと並んでいることで、口元の膨らみや見た目が自然になるので、若々しい顔貌を保つことができます。入れ歯でも歯を並べることはできますがやはり、金属の金具が見えてしまったりすると見た目が美しくありませんね。
◾️老後のインプラント治療の注意点
◇CTのある歯科医院を選ぶ
インプラント治療で大切なのは、骨です。 治療を受ける前に、骨の量や厚みを診断していかなければ重大な事故につながる可能性もあります。歯科用CTは、通常のレントゲンとは違い3次元的に骨の状態や神経など多くの情報を得ることができます。お口の中の情報が多ければ多いほど安全に治療が行えますので、CTのある歯科医院を選びましょう。
◇全身疾患や持病がある場合はかかりつけ医と相談する
持病によっては、インプラント治療ができない場合があります。インプラントを検討しているのであれば、かかりつけ医にその旨を伝え相談してみましょう。場合によっては、服用している薬を一時的に止めておくことで治療が受けられることもあります。外科的処置を含む治療になりますので、かかりつけ医と歯科医の連携はとても大切です。
◾️まとめ
いかがでしたか?インプラント治療はメリットもあればもちろんデメリットもあります。それを踏まえた上でごインプラント治療をぜひ検討してみてください!
うえの歯科医院ではインプラントに関わることをサポートしておりますので、わからないことやご不明点がありましたらお問い合わせ下さい!
【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座