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2023/01/22【矯正治療】矯正治療が必要なレベルとは?難しいケースの歯並びも紹介!

こんにちは!

鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院

歯科助手・管理栄養士の中西です。


2023年も、もうすぐ1カ月がたちますね。皆さんは今年の目標ややりたいことなどは決まりましたか?

私は「ジップライン」をしたいです!ターザンみたいに山をシューっと下っていくアトラクションです。

実は去年11月に予定していたのですが、天候が悪く延期となってしまいました、、、

ちなみに、日本最長のジップラインは北海道のニセコにあるようで、全長1700m山ひとつをわずか2分で滑り降りる最高時速はなんと100キロ!だそうです。ワクワクしますね!

今年はまずは近場からリベンジしたいと思っています。


さて、今回は矯正治療が必要なレベルとできない場合について紹介していきます。


■矯正治療が必要なレベル

◎むし歯、歯周病のリスクがある

歯並びが悪いとデコボコとしてしまうため、歯磨きがしづらくなります。

歯並びによっては歯磨きがしづらくなってしまい、長時間ブラッシングをしても歯垢が取れないことも、、、

頑張って歯を磨いたり、デンタルフロスを使用しても歯垢が取れない場合もあり、歯の隙間や歯茎の隙間に残った歯垢によって、むし歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

また歯並びの状態によっては、口呼吸になりやすくなります。口呼吸になると乾燥を好む菌が口の中に増え、歯周病リスクが高まります。


◎かみ合わせの悪さが目立つ

歯並びが悪いと、食事をする際に顎周辺の筋肉に負担がかかり、筋肉が硬直することで血行が滞り肩こりにつながることもあります。

また、顎の筋肉だけでなく、噛むときに使う側頭筋も硬直し頭痛になりやすくなることもあります。

噛み合わせが悪いことが原因で、顎の変形やずれがおこり、顎関節症なども引き起こされる可能性も高まってしまいます。


◎生活に支障が出ている

歯並びの状態がひどく悪い場合、生活に支障がでてくる場合もあります。

たとえば、開咬といって前歯が噛み合わないと、食事が口からでてしまいます。

また、歯と歯の間に隙間があると、歯の隙間から息がもれてしまい、発声・発音が不明瞭になる原因にもなります。


◎コンプレックスがある

さらに歯並びの悪さによって、見た目に強いコンプレックスを抱く人もいます。

コンプレックスのために、外出を控えたり、人前でひどいストレスを受けてうまく話せない、自然に笑えないといった影響が出て、生活しづらくなる場合があります。

コミュニケーションに支障がでている場合も歯科矯正が必要なレベルです。



■矯正治療が必要な人

矯正治療が必要な状態は以下の6パターンが挙げられます。

◎ 出っ歯

上の歯列全体、もしくは上顎が大きく前に突き出ている状態。

上顎の過成長、下顎の成長が不十分、生まれつき下顎が小さいことで起こる。

かみ合わせが悪くなりやすい。


◎受け口

下の歯列全体、もしくは下顎が大きく前に突き出ている状態。

食べものがうまく咬めず、発音にも影響を及ぼす可能性がある。


◎ 上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下の歯列がともに前に突き出ている状態。

唇が閉じにくく、転倒したときなどに前歯が折れたり唇が傷付いたり、口腔内が傷つきやすくなる可能性がある。


◎ 開咬(かいこう)

奥歯を咬み合わせたときに上下の歯に隙間ができる状態。

前歯でものを咬み切ることができず、空気が漏れやすいため、発音に影響が出やすい。

指しゃぶりが原因となることがある。


◎ 叢生(そうせい)

歯がでこぼこにズレていたり、重なって生えていたりする状態。

顎が小さく歯がきれいに並ぶスペースが足りない、顎に対して歯が大きすぎるといった場合に起こりやすい。代表的な例が「八重歯」。歯がきれいに並ぶスペースが狭くなる。



■矯正治療が難しいケース

◎重度の歯周病の場合

日本でも30代以上の成人のうち、3人に2人がなっていると言われている歯周病。

歯周病になっている方は歯茎に炎症が起きやすく、またむし歯にもなりやすいため口腔内のプラークコントロールが重要になりますが、矯正治療はこのプラークコントロールが難しいこともあり、歯周病の進行度やその症状の度合いにより治療ができないことがあります。

また、重度の歯周病の場合、矯正治療で歯を動かす際に、歯が抜けてしまうリスクもあるため、矯正治療が難しい場合があります。


◎インプラントが入っている場合

インプラントは人口の歯根をあごの骨に埋め込んでいるため、動かすことができません。

そのため、矯正治療はできないことがあります。


◎抜歯を行う本数が多い場合

あごのスペースが狭く、抜歯を行う本数が多い場合は歯の移動も大きくなるので、矯正治療が難しい場合があります。


■まとめ

いかがでしたか?歯並びは人それぞれ異なります。

現時点で日常生活に支障をきたしている場合のみならず、将来的に身体に悪影響を及ぼすこともありますので、ご自身の歯並びについて気になることがあれば、まずは歯科医院を受診することをおすすめします。

矯正治療のメリットデメリットは人それぞれのお口の状態によってことなります。うえの歯科医院では、ワイヤー矯正・マウスピース矯正どちらも対応していますので、より自分に合った治療法をご提案できます。興味のある方はぜひお声掛けください。


【矯正治療】矯正治療が必要なレベルとは?難しいケースの歯並びも紹介!

ブログ監修者


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座