2022/12/06矯正を調整する通院頻度はどのくらい?早く終わりやすい人の特徴等も紹介!
みなさんこんにちは
インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院
歯科助手・管理栄養士の遠藤です!
マスク生活のうちに矯正をしたいと思っている方は多いのではないでしょうか?
でも矯正をすると毎月歯医者に通わなければ行けないの?どれぐらいの期間がかかるの?
と通院について疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
今日はそんな矯正治療の通院について紹介します。
■矯正後に通院する理由
矯正が終わった!と言っても通院してくださいと言われるケースがあります。
それはなぜなのでしょうか?
◇完全に歯が固定されていないがため
矯正をしたらそれで終わりではありません。
保定期間というものを過ごさなければなりません。
矯正が終わっても完全に歯が固定されているわけではないので通院する必要があります。
◇治療前の状態に後戻りしないため
保定期間をきちんと受けないと歯が後戻りしていしまう可能性があります。
長期間かけて行った矯正がもとに戻ってしまうかもしれません。
後戻りすることは誰にでもあることなので通院する必要があります。
■矯正を調整する通院頻度
矯正後に調整する通院頻度についてワイヤー矯正、マウスピース矯正それぞれ説明します。
歯科医院や患者様のお口の状態によって変わってくるのでぜひ通院している歯科医院で相談してみてください。
◇ワイヤー矯正
まずはワイヤー矯正の通院頻度に着いてです。
・矯正が終わった直後
終わった直後は歯が完全に固定されていないので短期間で1ヶ月に一回が望ましいです。
・矯正が終わって半年
半年まで立つと2ヶ月や3ヶ月に一回が望ましいです。
・矯正が終わって1~3年
半年に1回から完全に歯が固定されたら通院しなくても良くなります。
◇マウスピース矯正
次はマウスピース矯正の通院頻度に着いてです。
・矯正が終わった直後
終わった直後は歯が完全に固定されていないので短期間で1ヶ月半~2ヶ月に一回が望ましいです。
・矯正が終わって半年
半年まで立つと2ヶ月や3ヶ月に一回が望ましいです。
・矯正が終わって1~3年
半年に1回から完全に歯が固定されたら通院しなくても良くなります。
■矯正が早く終わりやすい人
矯正の治療期間は1~3年程度かかりますが、早く終る人とそうでない人がいます。
どのような人が短期間で終えることが出来るのでしょうか?
早く終わりやすい人の特徴としては、
◇代謝がいい人
矯正は歯周組織の代謝を利用します。
歯を動かすために歯周組織の代謝を利用して少しずつ移動させます。
そのため代謝が良いと骨を吸収し、再び骨を作る働きが早いのでその分早く終わりやすいです。
◇若年の人
成長期なので歯が動きやすく早く終わりやすいです。
◇舌や口周りの悪い癖がない人
舌やお口周りの悪い癖がない人は歯が動きやすいので、治療期間が伸びることなくスムーズに進む可能性があります。なぜなら舌を噛んだり頬杖をつく、舌で前歯を押すといった癖がある人は歯を動かすのに十分な力を加えてしまい矯正治療の妨げとなってしまうことがあります。
◇歯科医師の指示が守れる人
歯科医師の指示を守れる人は、スムーズに治療を進められます。
矯正方法やお口の状態によって異なりますが、矯正中は気をつけることがいくつもあります。
これらを守らないとトラブルを招いたり、治療期間が伸びたりする可能性があります。
■矯正が終わりにくい人
◇指示通りに行うことが難しい人
指示通りに行うことが難しい人は矯正治療が進まなくなってしまうため歯が動来にくく、矯正が終わりにくいです。
◇自己管理ができない人
マウスピース矯正などの取り外し可能な矯正器具の場合はつけないといけない時間や交換を自分で行わなければなりません。
これが行えていないと効果が出ないため矯正の期間が長くなりやすくなります。
◇通院をしない人
通院をしないと歯の状態もわからず、虫歯などもできている可能性があります。
そのため適切な治療が行えず矯正の期間が長くなってしまうことがあります。
矯正治療には患者様の努力も必要です。
特に矯正に慣れてきたことは忘れてしまいがちなので注意しましょう。
■矯正治療の通院期間を長引かせないためのコツ
今までお伝えした通院回数はあくまでも目安であり、お口の状態や矯正治療の方法によって異なります。
少しでも早く矯正治療を終わらせたいとお考えの場合以下のポイントを守るといいとされています。
◇予定通りに通院する。
仕事や学校など矯正よりも優先したいことが入ることもあると思いますが、予約をキャンセルして延期すると通院期間が伸びてしまう可能性があります。
◇装着時間を守る
マウスピース矯正の場合自分で取り外すことができます。
取り外したまま装着を忘れてしまうと歯がうまく動かず治療期間が長引く場合があります。
そのため歯科医師の指示されたとおりにつけるようにしましょう。
保定装置も同様に装着を守るようにしましょう。
◇虫歯にならないように注意する。
虫歯や支流病があるとその治療を優先するため矯正の治療が長引くことがあります。
ワイヤー矯正の場合取り外しができないため虫歯には注意しなければなりません。
矯正期間中は食べたら磨くを意識して丁寧に歯磨きをするように心がけましょう。
■まとめ
うえの歯科医院では矯正についての相談も行っています。
矯正を始めたい、矯正について少し不安がある。
そんな方はぜひ相談してみてください!
【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座