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2022/09/11【親知らず】親知らずのむし歯を防ぐためには?これって抜くべき?お悩み解決!

こんにちは!

鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院

歯科助手・管理栄養士の中西です。


今回のテーマは「親知らず」

お口の中の一番奥に生えてくる親知らず。人によって、有無も生え方も異なる親知らずは、みがきにくく、むし歯や痛みなどトラブルの原因となることも…

そんな親知らずとの付き合い方についてご紹介します。


■親知らずを放置するとどうなるの?

○周りの歯並びが悪化する。

 親知らずの生え方に問題があると、それが隣の歯のブラッシングを阻害したり、手前の歯を押して歯並びの乱れの原因となったりするなど、まわりの歯に様々な形で悪影響をおよぼすことがあります。スペースが十分に確保されていない場合、親知らずは横向きや斜めに生えてくることもあります。他の歯を残すためにも抜歯を検討したほうがいい場合もあります。


○むし歯になりやすくなる

親知らずはお口の中の一番奥から生えてくるため、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい場所です。さらに親知らずが正しい方向ではなく、ななめ・横向きに生えていると、さらにブラッシングしづらくなり、むし歯をはじめ歯周病のリスクが高まります。


○痛みがひどくなる

親知らずに痛みが出た場合、一時的に症状が治まったとしても、いつまた再発するかわかりません。大切な予定やイベントの時に症状が起こると大変で、忙しい時や普段と違う生活を送っていると抵抗力が低下してしまうため、タイミングが悪い時に特にトラブルが発生することが多いです。

また、旅行中や海外出張中に親知らずが痛むとすぐには対応できなくなってしまいますので、余裕があるうちにトラブルを起こす可能性の高い親知らずは抜歯しておいた方が安心です。



■親知らずは抜いたほうがいい??

○親知らずを抜いたほうがいい場合

具体的には以下のような状態のときは、抜歯を検討する必要があります。

・親知らずが腫れている

・親知らずがむし歯になっている

・親知らずが歯茎の中に埋まっていて、痛みがある

・親知らずが長くて、噛み合う歯や歯茎を傷つけている

・親知らずがななめ・横向きに生えていて、隣の歯のブラッシングを邪魔している

・親知らずが邪魔で隣の歯に汚れが溜まり、むし歯になっている


○親知らずを抜かなくてもいい場合

親知らずは痛みもなく周囲の歯に影響を特に与えていない場合は抜歯の必要はありません。



■親知らずのむし歯は治療できる?


○噛み合わせに参加している親知らず

親知らずが噛み合わせに参加している場合は、他の歯と同じようにむし歯の治療をしたほうがよい場合があります。むし歯になってしまった親知らずも治療ができる状態であれば、しっかりと治療をし、噛める歯に戻すことができます。


○まっすぐに生えている親知らず

親知らずの多くは横やななめに生えていますが、まっすぐに生えている親知らずであればむし歯の治療が可能な場合もあります。親知らずがまっすぐに生えていないと治療のための器具が届かないため、むし歯を取ることが難しい場合もあります。


○お口が大きく開けられる方

親知らずは一番奥にあるので、お口が大きく開くのであればむし歯の治療が可能なことも。治療の際はある程度の時間、口を開けることが必要です。顎関節症であったり、口が開けられない方は治療が難しくなります。



■親知らずのむし歯を防ぐために

○丁寧なはみがきを心掛ける

むし歯の原因の一つにみがき残しがあります。一番奥にはえてくる親知らずは、ななめや横向きに生えていることもあり、歯ブラシを当てにくい箇所の一つです。しっかりと時間をかけてみがくことを意識しましょう。


○歯ブラシ以外のアイテムを使用する

歯ブラシで磨いた後、歯の状態に応じて、「タフトブラシ」や「デンタルフロス」を併用することもおすすめです。

「タフトブラシ」は一般の歯ブラシよりも毛先が細く、細かいところまで毛が届くブラシです。歯ブラシだけでは届かない箇所も「タフトブラシ」や「デンタルフロス」を活用してきれいにみがきましょう。歯のみがき方、アイテムの活用方法については歯科衛生士が実物を使ってお伝えします。


○歯科医院を定期的に受診する

親知らずが正常に生えていてしっかり噛み合っている場合は、特に痛みやトラブルがない限り抜く必要はありません。しかし、ななめや横向きに生えて隣の歯を圧迫している、外向きに生えてかみ合っていない、いつまでも歯肉がかぶさっている、というような場合は、今は問題なくても、歯肉の炎症やむし歯、歯並びへの悪影響などの問題を起こす可能性があります。また、親知らずは生えていないように見えても、あごの中で問題を起こしている場合もあります。

親知らずがある人はもちろん、親知らずが生えてこない人も、一度、歯科医院を受診して、チェックしてもらうことがおすすめです。






■まとめ

今回は親知らずについてご紹介いたしました。周りの歯をしっかり残すためにも親知らずの状態、管理は大切です。

親知らずについて相談したい、抜歯が必要かどうか診てほしい、そんな方は是非一度うえの歯科医院にお問い合わせください!お待ちしています。


【親知らず】親知らずのむし歯を防ぐためには?これって抜くべき?お悩み解決!

ブログ監修者


医療法人VERITAS うえの歯科医院 

理事長 上野友也


1993年 鶴見大学歯学部卒業

1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了

1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生

2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了

2002年 うえの歯科医院設立

2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立

2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了

2008年 JIADSペリオコース修了

2009年 JIADSエンドコース修了

2010年 JIADS補綴コース修了

2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了

2012年 ニューヨーク大学CDE在籍


• 所  属

国際インプラント学会(ICOI)会員

日本顎咬合学会会員

財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー

OSI会員

JIADS会員

厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医

鶴見大学歯学部附属病院共同診療医

済生会東部病院共同診療医

横浜労災病院共同診療医

日本歯周病学会

日本臨床歯周病学会

日本口腔インプラント学会

鶴見大学歯学部歯周病学講座