2020/07/05ホワイトニングで効果を感じる期間は?ホワイトニングで歯は白くなる?
皆様こんにちは!鶴見区にある歯医者さん!
インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療のうえの歯科医院
歯科衛生士の菅原です♪
最近はマスクで口元が隠れている時間が長いですよね。
そんな今、口元や歯への関心もとても高まっているように思います。
今回は多くの方が気になっている「ホワイトニング」について解説していきます!!
≪解説する内容一覧≫
●ホワイトニングの効果について
・歯はどこまで白くなるのか
・歯が白くなる仕組み
・ホワイトニングの効果が出づらい歯がある?ホワイトニングできない人もいる?
●「ホワイトニングの種類」と「ホワイトニングの効果が持続する期間」
・オフィスホワイトニング
・ホームホワイトニング
・市販のホワイトニング関連商品やセルフホワイトニング
・一番効果があって白さが継続するホワイトニングとは
●ホワイトニングの効果を持続するために心がけたいこと
・歯に色が付きやすいもの
・対策やおすすめ
●うえの歯科医院で受けられるホワイトエッセンス
【ホワイトニングの効果について】
◆歯はどこまで白くなるのか
まず気になるのが「ホワイトニングでどのくらい白くなるのか」ということだと思います。
もともとの歯の色、歯の質、年齢、喫煙しているかしていないか、なども影響しますが、ホワイトニングをすると段階を踏んで白くなります!
※ホワイトニングで白くなるのは、ご自身の歯のみです。詰め物や被せ物はホワイトニングをしても白くならないのでご注意ください。また、神経のない歯を白くするホワイトニング方法もありますが、白さの度合いは予測がとても難しいです。
上の写真にあるように、ホワイトニングをすると左側の白さを手に入れることができます。
「不自然な白い歯にならないか?」というご質問もいただくことがありますが、ご安心ください。ホワイトニングは、天然の歯の黄ばみを分解するため、透明感のある自然な色を目指せます。
芸能人の中には不自然と思われる白い歯の方もいらっしゃいますが、セラミックで天然の歯以上の白さにしている場合が多いです。
◆歯が白くなる仕組み
ホワイトニングをするには歯の表面にホワイトニング剤を塗ります。ホワイトニング剤が光や熱、時間を置くことで分解します。そのときに発生する水酸基ラジカル(OH -)が歯の色素を分解します。そして、色素を分解された歯は透明感(明度)が上り、白くなるのです。
◆ホワイトニングの効果が出づらい歯がある?ホワイトニングできない人もいる?
結論から言うと、ホワイトニングの効果が出づらい歯はいくつかあります。そして、そもそもホワイトニングできない方もいます。
<ホワイトニングの効果が出づらい歯>
・遺伝性疾患
「エナメル質形成不全」…歯の部分的に白や褐色の模様が出ている。
「象牙質形成不全」…歯がグレーや青みがかかった褐色に見える。
「先天性ポルフィリン症」…歯全体がピンクや褐色に見える。
「低フォスファターゼ血症」…歯が黒褐色に見える。
・代謝異常疾患
・加齢による歯の黄変
・歯の傷害
・内部吸収(ピンクスポット)
・歯のフッ素症
・テトラサイクリン変色歯…偏食の程度により4段階に分類される。変色が強いと縞模様がみられ、ホワイトニング効果が期待しにくくなる。
<ホワイトニングできない人>
・妊娠中や授乳中の方
・小児や若年者の方
・表側につけるワイヤー矯正中の方
・重度の知覚過敏の方
・無カタラーゼ症の方
・光線(紫外線)過敏症の方
関連記事 【歯科衛生士監修】ホワイトニングで歯がしみる原因と対処法をご紹介!
【「ホワイトニングの種類」と「ホワイトニングの効果が持続する期間」】
◆オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院内(=オフィス)で速効的に行なうホワイトニングです。
歯にご自宅用で使用する薬剤よりも濃度の高いものを歯に塗布して、専用の光を照射させ化学反応をおこさせ歯を白くしていきます。
効果は、ホームホワイトニングよりも顕著に表れますが、持続力はホームホワイトニングの方が優れています。
◆ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、ご自宅で行なうマウスピースを使ったホワイトニングです。
歯型に合わせて作成したマウスピースに専用薬剤を注入し、マウスピースを装着してホワイトニングします。 ご自宅で好きなタイミングでできます。
だいたい、2週間ほど継続していただくと効果が実感できます。
◆市販のホワイトニング関連商品やセルフホワイトニング
正直、市販のホワイトニング関連商品は「汚れを落として本来の歯の色に戻す」ためのものです。それに対して、私たち専門家が行うホワイトニングは「歯本来の色以上に白くできる」ものです。
そして、最近手軽にできるようになってきている歯科医院以外で行えるセルフホワイトニング。私たち、歯科関係者は絶対におすすめしません。セルフホワイトニングが提供している薬剤は、私たち専門家が扱っている薬剤とは異なるものです。安全性が約束できませんし、残念ながら効果もそこまで期待はできません。
◆一番効果があって白さが継続するホワイトニングとは
ずばり、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類を組み合わせるホワイトニングです。(デュアルホワイトニング)
オフィスホワイトニングの即効性と、ホームホワイトニングの持続性を生かせる方法です。
白さが継続する期間についてですが、生活習慣や歯質にもよりますが、3~10か月ほどかけて元の色に戻ってしまうと言われています。再石灰化の影響により、施術3日後頃から少しずつ色戻りが始まります。
完全に元の色に戻ってしまう前に再度ホワイトニングをすることで白さをキープしやすくなります。
【ホワイトニングの効果を持続させるために心がけたいこと】
歯の変色の原因は、外因性と内因性とに大別することができます。
◆外因性の歯の着色・変色
簡単に言うと、歯に色が付きやすいもののことです。
コーヒー、お茶、赤ワイン、タバコなどの嗜好品は、歯を褐色や黄褐色に変色させます。いわゆる、ステインやヤニです。これらは、歯の表面のエナメル質に付着した着色なので、歯のクリーニングできれいにすることができます。
他にも、むし歯で部分的に白くなったり(白濁)、むし歯が慢性化すると褐色から黒色を呈するようになります。
金属によっても歯は変色します。銅アマルガムでは緑色から黒色に、鉄合金や硝酸銀で黒色となります。
◆内因性の歯の変色
内因性の変色は、ホワイトニングが困難であることが多くあります。
遺伝性疾患、代謝性疾患、歯の傷害、化学物質や薬剤などです。
◆対策やおすすめ
外因性の着色を防ぐためにできることをご紹介いたします!
①食後は歯磨き・うがいを行う
着色を防ぐためにすぐに歯磨きやうがいをすると歯にステインが付着しにくくなります。
また、食前に水を飲むのも効果的と言われています。口の中が乾燥していると着色が起こりやすくなるからです。
②ストローを使って飲む
歯の表面の着色をできるだけ防ぎたい場合は、ストローの使用がお勧めです。直接飲み物を飲むよりも、歯に触れる時間を減らすことができるためです。
③ホワイトニング用歯磨き粉を使う
ホワイトニングの効果を手助けしてくれる歯磨きをを使うと、より白い歯を維持することができます。
うえの歯科医院では、ホワイトニングしている方向けの「クリストホワイト」と、着色を防ぎたい方向けの「シェールクリア」をご用意しています。
④歯科医院での定期的な検診・クリーニングを受ける
健康で白い歯でいるには、検診・クリーニングにつきます。ホワイトニングも効果は一生ではないですが、一度白さを定着させると、後戻りをしてもホワイトニングの感受性はよくなります。定期的にプロにお任せください!
【関連記事】ホワイトニングで後悔しないために必要なこと!不安な方への対策をご紹介!
【うえの歯科医院で受けられるホワイトエッセンス】
うえの歯科医院では、ホワイトエッセンスのホワイトニングを導入しております。
ホワイトエッセンスは、全国200医院に展開しているホワイトニングのフランチャイズです。(※2020年6月15日現在)
ホワイトニングの症例数はなんと950,000件以上です。(※2005年4月1日~2020年3月31日時点)
独自の研修を受けた歯科医師または歯科衛生士が、安全に施術を行います。また、完全個室のプライベート空間で、ゆったりとした音楽とほのかに香るアロマに癒されながらホワイトニングを受けていただけます。
「ホワイトエッセンスのお部屋が大好き!」「思わず寝てしまった!」「エステみたい!」などのお声を多数いただいています。
ホワイトニング以外にも、クリーニングやマッサージなども行っていますので、ご興味のある方はお気軽にスタッフへお問い合わせください。
【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座