2023/06/22矯正治療の順序・流れとは?装置をつけるまでのステップも解説
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高岡です。
なんとなく歯並びが気になるけど、歯列矯正って大変そう…手が出づらい…という方は多いのではないでしょうか。
実際の矯正治療の順序・流れをご存知でしょうか?
今回は、矯正治療が気になっている!という方必見の矯正治療の流れ、装置をつけるまでのステップを紹介します!
■矯正治療の順序・流れとは?
歯並びや噛み合わせを良くする歯列矯正治療ですが、いざやる!となった時はどのような順序で治療が進んでいくのでしょうか。
一つずつ工程を詳しくみていきましょう!
◆カウンセリング
所要時間:30〜60分程度
費用:3,000〜10,000円、無料の医院もある
まずは矯正治療についてのカウンセリングを行います。
矯正治療を始めたいと思っていても、不安な点やわからない点がたくさんあるかと思います。
治療方針やおおよその治療期間、費用等についての説明も行います。
患者様によってはいくつかの医院に相談をしてから開始するということもあります。
◆事前検査
所要時間:1時間程度
費用:3,000〜40,000円と医院により異なる
カウンセリングを踏まえて、矯正をやりたい!となったら、次に口の中を詳しく検査していきます。
骨格や顔の印象、口腔内の状態(現在の歯並び、むし歯の有無、歯周病の状態など)を見ていくためにレントゲンや顔や口の中の写真の撮影、型取りなどをしていきます。
現在の口腔内の状態を詳しくみて、どのような治療方針で進めていくかを矯正医が診断します。
予め診断を行うことで歯列矯正をスムーズに進めることができます。
◆検査結果・治療方針の説明
所要時間:15〜30分程度
費用:再診療のみ、数千円程度
矯正医が診断した検査の結果をもとに、どのような種類の矯正装置を使用するか、かかる期間はおおよそどのくらいか、などその人の歯列矯正の治療計画を提案してもらいます。
治療方法によって費用が異なる場合には、この際にお見積もりの提示もされます。
◆治療準備(事前検査や矯正装置取り付けと同時に行うこともある)
所要時間:5〜30分程度
費用:0〜5,000円程度
矯正装置をつける1~2週間前に、前準備として歯と歯の間をあけるためにゴムリングを挿入したり、歯に取り付ける装置を作るための歯型をとることもあります。
また、診断結果によっては、抜歯をする必要があるため、矯正装置を着ける前に抜歯をしてもらいます。
同じく、むし歯がある場合は先にむし歯治療も済ませておきます。
◆矯正装置を取り付け
所要時間:1時間程度
費用:60〜150万円程度、一括の支払いや分割払いを選べる医院もある
決まった治療方針に沿って、矯正装置を取り付けていきます。治療方針によっては、ブラケットやワイヤー装置をつけたり、マウスピースを装着したり、顎を広げるような器具をはめたりします。
皆さんが頭に思い浮かべる「矯正中」の状態になります。
矯正治療の期間は口の中の状態によって異なりますが、半年〜3年ぐらいかかるのが一般的です。
◆矯正治療・定期検診
所要時間:20〜60分程度
費用:3,000〜5,000円程度
矯正装置がつくと、歯磨きが今まで通りにできなくなり、難易度が上がります。その分磨き残しが多くなり、むし歯や歯周病の原因となり得ます。
矯正治療中にむし歯や歯周病になることがないよう、歯磨きの指導があったり、歯科医院の器具で歯石を定期的に取ってもらいます。
歯が順調に動いているかも確認し、器具の調整も行います。そのため定期的な検診・チェックは欠かせません。
おおよそ月に1回程度はしばらく通う必要があります。
また、舌や唇の動きの癖や筋肉の低下があると、せっかく歯並びが綺麗になっても後戻りしてしまうリスクがあります。
矯正治療を行いながら舌や唇の筋トレのようなトレーニングも行ない、正しい口周りの使い方を馴染ませていきます。
◆矯正装置を取り外し
所要時間:1時間程度
費用:5,000円程度
歯並びや噛み合わせが正しい位置になったら、つけていた矯正装置を取り外します。
ただ、このまま終了してしまうとまた歯並びが後戻りしてしまう危険性があります。
正しい歯並びを今後も維持していくために、保定装置(リテーナー)というものを作ります。そのための歯型とりも行います。
◆保定装置を取り付け
期間:1〜2年
費用:5,000円程度
型取りして作製してもらった保定装置をお渡しします。
付け外しの方法などの取り扱い方法を教わります。
せっかくきれいに並んだ歯の後戻り防止のため、保定期間はとても大切です。
頻度としては、2〜3ヶ月や半年に一回程度チェックをしてもらいます。
この保定期間が終了すると、矯正治療は完了となります。
■専門の歯科医院で矯正治療を行うメリット3選
ここまで矯正治療の順序を説明しましたが、実際に矯正治療をしようとなった時にどの歯科医院で始めるか迷いますよね…。
矯正専門の歯科医院もあれば、一般歯科と矯正歯科どちらも行なっている歯科医院もあります。
矯正専門の歯科医院で行うメリットは何なのでしょうか。
ポイントを3つご紹介します!
◆専門資格を保有している歯科医師が対応する
矯正治療は一般的な歯科治療とはまたプラスで専門知識が必要な治療方法です。
そのため、矯正の知識や技術を持っている矯正医に診てもらう必要があります。
矯正専門の歯科医院ですと、専門医ないし認定医が常勤しているため、いつでも専門的な治療の相談や治療を受ける事ができます。
矯正治療中は矯正装置のトラブルが起こることも多いです。なにかトラブルがあった場合でも迅速に対処をしてもらえます。
◆過去の矯正治療における実績が多い
矯正専門医は矯正歯科治療のエキスパートです。
様々な治療装置や器具を使用する選択肢の幅を持っています。例えば矯正装置の種類でいうと、歯に直接接着する固定式装置だけでなく、マウスピース型矯正装置や裏側矯正装置も選べます。
豊富な治療プランの中から、患者様に最も適している治療の仕方を選ぶ事ができます。また、矯正を専門で診続けているからこそ、症例数も多くなり経験値が高くなります。難易度の高いケースなども経験しているからこそ、最適な治療計画を提案してもらえます。
◆治療計画がスムーズに進む
矯正の治療期間が延びる一番の原因は、定期的に通院できない事もあります。
矯正専門歯科で専門医が常勤していると、適切なタイミングで処置を行えますので、一般歯科医院で矯正治療を受けるよりも治療期間が短く質も高くなりスムーズに治療が進みます。
矯正専門で行う分、他の一般診療や一般診療で診るような急患が少ないため、矯正治療を効率的に進められます。
■まとめ
今回は矯正治療の順序・流れ、そして矯正専門医で診てもらうメリットを紹介しました。
うえの歯科医院では、月に一度矯正専門医による矯正治療を受けることができます。矯正歯科に関わる無料カウンセリングも行なっております。よろしければお問い合わせください。
うえの歯科医院 矯正治療
https://www.veritas-occ.jp/dental_service/orthodontic/
【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座