2021/12/26入れ歯入れないとどうなる?
こんにちは!
鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん!
インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周病治療うえの歯科医院
歯科助手・管理栄養士の中西です。
寒い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
冬といえば街がイルミネーションできらきらしてワクワクしてきます!
そんなイルミネーションって、誰がいつから始めたのかな?と気になり調べてみました(笑)
イルミネーションの始まりは16世紀。宗教革命で知られるドイツのマルティン・ルターが考えたとされています。夜、森を歩いていた際に煌めく星が美しく、感動し、木の枝に多くのロウソクを飾ることでその景色を再現しようとした。という説が有名なんだそうです。
なんだかとてもロマンチックですね!感動したものを再現し共有したいという思いは昔から変わらないんだなと感心してしまいました。
では、今回は入れ歯を入れないことのリスクと対処法について紹介していきます。
■入れ歯を入れないとどうなる?
むし歯等が原因となり抜歯をした人や、外傷などで歯を失った人は、入れ歯を入れることが選択肢の1つとなります。しかし、入れ歯に対するイメージや、なんとなくこのままでも食べられるなど入れ歯を入れるか迷っている方や、入れ歯を使わずに生活している方もいるかと思います。
永久歯において、親知らず以外の歯で、抜けたままにしておいて良い場合はほとんどありません。
失った部分を入れ歯を入れずにそのまま放置することは、いくつかのデメリットがあります。
▷残っている歯の寿命が縮む
まず一つ目に挙げられるのが「残っている歯の寿命が縮む」です。
失った歯の部分にかかるはずの負担は、他の歯がカバーすることになります。
カバーする周辺の歯には、他の歯よりも大きな力が加わることになるため、傷みやすく寿命が短くなる恐れがあります。
通常、隣り合う歯が相互に力を掛け合うことによって、歯はその位置を保っています。抜けた歯の両隣の歯は、支えてくれる歯が無くなってしまい、歯が抜けた方向に傾いてしまいます。
そのまま長期間、放置しておくとさらに隣の歯も同じように傾いてしまいます。
このように歯が本来の位置からズレたり、歯と歯の間に隙間ができると、食べかすが挟まりやすくなってしまいます。その結果、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
▷歯並びが悪くなる
二つ目に挙げられるのは「歯並びが悪くなる」です。
歯はそれぞれの均等に力を分散させて機能しています。
歯を抜いたままにしてしまったことによって、力の分散が難しくなり、反対の歯が伸びたり、隣の歯が傾いてきたりして、咬み合わせにズレが生じる可能性があります。
噛み合わせが悪くなることは、歯並びが悪くなったり、顎関節症の原因となったり、食べ物を細かく咀嚼しにくくなったりといった様々な悪影響につながります。
また、抜いてしまった場所はうまく咬むことが出来ないために、反対側の歯でばかり使うようになり、反対側の歯に無理がかかり、反対側の歯もだめになってしまうことが良くあります。
その他にも、頭痛、首や肩・背中の痛み、腰痛、肩こりなど全身の様々な部位に症状が現れることもあります。
▷顔の形が変形する
三つ目に挙げられるのは「顔の形が変形する」です。
前歯が抜けた場合は口元がくぼんだ感じになったり シワができたりします。
また、奥歯が抜けた場合であっても、頬・あごのラインが内側に寄って、顔の輪郭が変わってしまいます。
歯が抜けて噛めなくなってしまうことで、咬む力が衰え、顔の筋力が低下し、シワやたるみが増えやすくなって、老けた印象になってしまうこともあります。
■入れ歯を作った後に入れない人も多い
入れ歯を作ってもなかなか馴染めないなどの理由で使用を中断してしまったり、合わなくなってそのままにしてしまったり、入れ歯を作った後に入れない人も多くいらっしゃいます。
その原因は以下の通りです。
▷初めての入れ歯で違和感がある。
口の中の感覚は、とても繊細です。若干のかみ合わせのズレでも違和感を覚えることがあります。
そのため、「初めての入れ歯」となると、どうしても違和感を強く感じてしまうことも。。。
特に保険適用で製作した入れ歯は、厚みのある素材でしか作らざるを得ず、異物感が大きくなってしまいます。
▷話す上で不自由に感じる
入れ歯を入れたばかりの時は、口の中に異物感があったり、話しにくくなったりします。
舌を動かしにくくなることで話す上で不自由に感じることがあります。
▷作った入れ歯が合っていない
合わない入れ歯を調整せずに使用していると、入れ歯がずれたり金属バネが緩んだりして、粘膜を傷つけてしまうことがあります。
噛むたびに入れ歯が当たって痛みを感じるため、外して食事をするようになり、そのまま放置していると口腔環境が変化し、最終的には入れ歯が入らなくなるということもあります。
■入れ歯を入れたくない場合の対処法とは
先ほど上げられたような入れ歯を入れなくなってしまう原因についての対処法はどんなものがあるのでしょうか?
▷慣れるまで継続して使用する
初めての入れ歯の場合、違和感を感じることもありますが、慣れるまで継続して使用することも必要です。
入れ歯の大きさや形など慣れるまでの期間には個人差がありますが、一般的には数週間から2~3カ月ほど使用することで、口や舌、筋肉などが入れ歯が入った状態に慣れていきます。
使いにくいと感じやすい食事や人と話すといった場面で積極的に入れ歯を使うことで練習になり、慣れるのも早くなります。
ただし、痛みを感じたり外れてしまう場合には調整が必要になるため、我慢せずに早めに歯科医院に相談することが必要です。
▷自費の入れ歯にする
保険適応の義歯には、使える材料に限りがあり適合性を高めるのに限界があります。
そのため、調整を何度かしても強い違和感が取れなかったり、もっと自然な使い心地を求めている場合には、フィット感や違和感のなさに優れている自費の入れ歯を検討することも効果的です。
▷担当の歯科医師に相談する
今使っている入れ歯を長時間入れてなかったり、痛みにずっと我慢したりしている場合には、担当の歯科医師に相談することもおすすめです。痛みを軽減する処置や、治療方法についてサポートしてもらいましょう。
■まとめ
今回は入れ歯を入れないことのリスクについて、入れ歯をうまく使えない場合の対処法についてご紹介しました。
うえの歯科医院では、入れ歯の悩みについてもいつでも相談可能です。うまく入れ歯が使えない、入れ歯が合わないなどお気軽にお問い合わせください。
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