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2022/05/29【歯医者さん】親知らずのむし歯防ぐためには?抜くべきかどうかの悩みも解決!

こんにちは!

鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周病治療うえの歯科医院

歯科助手・管理栄養士の中西です。


みなさんは親知らずを抜いた方がいいのか、そのままでいいのか悩んだことはありませんか?

また、親知らずはむし歯になりやすい歯でもあり心配ですよね、、、

今回はそんな親知らずについて、抜いた方がいい場合やむし歯になったら治療できるのかなどをご紹介していきます。



■親知らずを放置するとどうなるの?

親知らずを放置すると起こるリスクが高いことは次の3点です。

◎周りの歯並びが悪化する

◎むし歯になりやすくなる

◎痛みがひどくなる

それぞれ見ていきましょう!


◎周りの歯並びが悪化する

親知らずの生え方に問題があると、それが隣の歯のブラッシングを阻害したり、手前の歯を押して歯並びの乱れの原因となったりするなど、まわりの歯に様々な形で悪影響をおよぼすことがあります。

親知らずが斜めや横向きに生えていたり、顎の大きさ等で親知らずが生えてくるためのスペースが確保されていない場合、周囲の歯並びに影響を与えることもあります。


◎むし歯になりやすくなる

親知らずは歯列の一番奥から生えてくるため、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい場所です。さらに親知らずが正しい方向に生えて来ておらず、斜め・横向きに生えていると、いっそうブラッシングしづらくなり、むし歯・歯周病のリスクが高まります。磨き残しに気づかないまま放置された親知らずはむし歯になりやすくなるだけでなくその隣の歯のむし歯リスクを上げてしまいます。


◎痛みがひどくなる

親知らずに問題があると、旅行中や海外出張中など、普段と違う生活を送ってストレスを感じ、抵抗力が落ちている時に痛み・腫れなどのトラブルを起こすことが多いと言えます。親知らずが歯茎を刺激することでこのような激しい痛みが生じます。


■親知らずは抜いた方がいい?

親知らずは体調が悪い時など普段と違う生活環境や体調の際に突然痛くなって口を開けたりできないほどに痛くなることがよくあります。

また親知らずがむし歯になってしまい抜歯した方がいいのかどうか迷っている方も多いです。親知らずは歯の中でも一番奥にあり、むし歯になっても気づかず進行し、抜歯することが多い歯でもあります。しかし、実は親知らずのむし歯が進行していても、しっかり治療して残した方がいい場合もあるのです。親知らずがどのような状態の場合にしっかり治療して残した方がいいの か、どのような場合抜歯をした方がいいのでしょうか?


◎親知らずを抜いた方がいい場合

*かみ合わせに参加していない親知らず

かみ合わせに参加していな親知らずは抜いたほうが良い場合がほとんどです。噛むという機能に対しての貢献度がないということもありますが、かみ合わせに関与していないと噛む面に食べかすが残りやすくなりむし歯が発生してしまうリスクが高まるからです。


*斜めに生えている親知らず

斜めに生えている親知らずはそのままにしておくと、手前の歯との間に食べかすがたまることにより口臭の原因になったり、手前の歯をダメにしてしまうことが多くあります。そのため抜歯がすすめられることが多いです。


*痛みのある親知らず

痛みのある親知らずは何らかのトラブルを生じているので、一度歯科医院で状態を確認し治療することが必要です。


◎抜かなくても良い場合

*噛み合わせに参加している親知らず

親知らずが噛み合わせに参加している場合は、親知らずを残すことが理想的です。むし歯になってしまった場合は、他の歯と同じように治療をしたほうがいいです。むし歯になってしまった親知らずも治療ができる状態であれば、しっかりと治療をし、噛める歯に戻すことができます。


*まっすぐに生えている親知らず

親知らずの多くは横や斜めに生えていますが、まっすぐに生えている親知らずであればむし歯になっても歯の治療が出来ます。親知らずがまっすぐに生えていないと治療のための器具が届かないため、むし歯を取ることができない可能性が高くなります。


■親知らずのむし歯治療はできるの?

さきほど紹介したように、親知らずの多くは横や斜めに生えていますが、まっすぐに生えている親知らずであればむし歯になっても歯の治療が出来ます。親知らずがまっすぐに生えていないと治療のための器具が届かないため、むし歯を取ることができない可能性が高くなります。


■親知らずのむし歯を防ぐために

親知らずは、歯ブラシが届きにくく歯垢がたまりやすいため、むし歯や歯周病になりやすい歯です。そこで、親知らずのむし歯を防ぐためのケア方法についてご紹介します。


◎歯ブラシ以外のアイテムを使用する

まずは、歯ブラシで磨いた後、歯の状態に応じて、「タフトブラシ」(先の細い歯ブラシ)や「デンタルフロス」を併用しましょう。お口の中の一番奥に生えている親知らずは歯ブラシだけでは届かない場所にも汚れがたまりやすいです。歯ブラシ以外の補助アイテムを活用することで、磨き残しをすくなくしていきましょう。


◎歯医者を定期的に受診する

定期的なメンテナンスに通うことで、親知らずの現在の状況や、抜くタイミングについても相談することが可能です。また、クリーニングを行ったりお口のプロから歯磨きのポイントを教えてもらえるのでむし歯予防に効果的です。


■まとめ

親知らずが正常に生えていて上下の歯で噛み合っている場合は、特にトラブルがない限り抜く必要はありません。しかし、斜めや横向きに生えて隣の歯を圧迫している、外向きに生えてかみ合っていない、いつまでも歯肉がかぶさっている、痛みがある場合は、歯肉の炎症やむし歯、歯並びへの悪影響などの問題が予測されます。また、親知らずは生えていないように見えても、あごの中で問題を起こしている場合もあります。

親知らずがある人はもちろん、親知らずが生えてこない人も、一度、歯科医院を受診することをおすすめします。

うえの歯科医院では、CTも完備しており親知らずの悩みにもすぐに対応可能です。お気軽にお問い合わせください。

【歯医者さん】親知らずのむし歯防ぐためには?抜くべきかどうかの悩みも解決!