2022/02/13入れ歯が痛くて噛めないことがある?いたい原因と対策方法をご紹介!
こんにちは!横浜市鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん。
インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院
歯科助手・管理栄養士の遠藤です。
「入れ歯が痛い。」「噛めない。」
入れ歯を使っている方の中にはそのようなお悩みを持っている方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか?
入れ歯で固いものを食べたり、ちょっと入れ歯がずれたりしただけで口内炎を起こし、
痛みを起こしている部分に触れて痛みを感じてしまいます。
また、口内炎に入れ歯が触れてしまうと痛みが原因で食事を制限しなくてはいけなくなったり、
ひどい場合には飲み物を飲むだけで痛みを感じるようになってしまい、
普段の生活も師匠が出てきてしまいます。
痛みや不具合から入れ歯を使うのを諦めたくなってしまう方もいるかもしれません。
今回は入れ歯が痛い方に向けて、
原因と対処法、予防法を紹介します。
■痛くて噛めない?入れ歯が痛い原因
入れ歯が痛い、噛めない原因はいくつかあります。
◇かみ合わせが悪い
痛くなくてもお口に合わない状態で入れ歯を使い続けていると、
かみ合わせとあごの関節に悪影響を及ぼします。
この噛み合せが悪くなると、一部分だけに負担がかかり、痛みが生じることがあります。
さらに顎が痛くなったり頭痛や肩こりの原因にもなってきます。
◇入れ歯に慣れていない
最初の数週間は、入れ歯を装着することに慣れない感じがすることがあります。
お口の中はデリケートなので、お口に物を含んだような感じがしたり、痛みや刺激を感じたり、
気持ち悪く感じることがあります。
このようにはじめは大きな違和感を感じますが慣れてくると違和感は軽減されてきます。
◇唾液が少ない
人は「噛む」という機能を使うことによって唾液腺を刺激します。
唾液腺周辺の筋肉が動くことによって唾液を押し出しています。
入れ歯が痛かったり、合わなくて噛めないと噛む回数が少なくなり筋肉が衰えてしまいます。
そうすると唾液の分泌も少なくなり、唾液腺自体の機能の衰えにもつながってしまうのです。
また、合わない入れ歯を使っていることがストレスとなり、交感神経優位の状態が続くことで唾液が減ることもあります。
唾液が少なく、口の中が乾燥すると入れ歯の吸着力が低下し痛みにつながることがあります。
◇歯茎が痩せた
歯が抜けた後の顎の骨は徐々に痩せていきます。
顎の骨が痩せてくると歯ぐきと入れ歯の間に隙間ができ、
入れ歯が安定せずこすれてしまい、痛みを引き起こすことがあります。
■入れ歯が痛いときの対処法
このように入れ歯が痛いときの原因はいくつかあります。
では入れ歯が痛いときはどうすればよいのでしょうか?
◇歯科医院を受診する。
歯茎が痩せたり、噛み合わせが変わったりすると、
最初はピッタリだった入れ歯も段々と合わなくなり痛みが発生します。
そんなときは歯科医師に痛みがあることを伝えて入れ歯の調整や修理をお願いしましょう。
定期的に歯科医院へいき、歯医者に相談して診てもらうことが重要です。
◇入れ歯安定剤を使用する。
入れ歯安定剤には
・クッションタイプ
・クリームタイプ
などの種類があります。
入れ歯安定剤は入れ歯と歯茎の間に接着剤のような形で付けて使用します。
入れ歯安定剤がクッションとして機能してくれるため、
今までに感じていた入れ歯によって生じる痛みや違和感を、緩和できる可能性があります。
◇入れ歯を装着する時間を短くする。
必要なときだけ装着することで痛みを刺激しないようにします。
■入れ歯による痛みを防ぐためのポイント
最後に入れ歯による痛みを防ぐためのポイントをいくつか紹介します。
◇かみ合わせを調整する
入れ歯を装着した際に負担が少なくなるように
かみ合わせをしっかり調整することが大切です。
◇食事を工夫する
食事を噛みやすいものに変えてみましょう。
調理方法の工夫としては、
・食材の大きさを小さめにする
・隠し包丁を入れて、噛みやすくする
・よく煮込んで食材を柔らかくする
・肉の筋を切る
などの調理法が有効です。
ただし、野菜などをみじん切りにするのは
入れ歯と歯茎の間に食材が入り込んで痛くなることがあるで注意してください。
また、柔らかいものを選ぶとご飯やうどんなどの炭水化物に偏りがちになり
栄養のバランスが悪くなりやすくなるので
卵や豆腐などのたんぱく質もしっかりとるようにしましょう。
◇入れ歯の手入れをする。
入れ歯の破損を防ぎ、良い状態で使用するために毎日のお手入れを欠かさないようにしましょう。
◇口内を保湿する
専用のジェルやスプレー、マウスウォッシュなどで口内を保湿することで乾燥を防ぐことができます。
■まとめ
今回は入れ歯が痛いときの原因と対処法、痛みを防ぐためのポイントを紹介しました。
実際の原因はなかなか自分でも判断が難しいこともありますので
歯科医師と相談しながら痛みを軽減していきましょう。
うえの歯科医院では入れ歯についての相談を行っています。
更に管理栄養士もいるのでぜひお食事のお悩みも相談できます。
困ったことがあれば気軽にご連絡ください。