2022/01/20これってむしば??
こんにちは!横浜市鶴見区にある管理栄養士のいる歯医者さん。
インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療うえの歯科医院
歯科助手・管理栄養士の遠藤です。
コロナ禍になって歯科医院の受診の機会が減ったり、生活習慣の変化によって
コロナむし歯というワードも耳にするようになり、
むし歯になる人が増えていると言われています。
むし歯は細菌が、糖分を栄養として取り込んで酸を排出し、
それによって歯が溶かされる病気です。
歯科医院に通いはじめるきっかけは、
痛みやしみるといった自覚症状が出てからという方も多いのが現状です。
しかし、自覚症状が出る前の初期のむし歯の段階でむし歯を見つけることで、
治療期間や回数を少なくすることができます。
むし歯は初期に発見し、早期に治療を行うことが大切です。
■虫歯の初期症状
◇歯の境目が白い
歯の表面のエナメル層が溶け始めている状態でむし歯の初期症状です。
◇歯が変色している
歯が白い状態からさらに進行していくと部分的に変色してきます。
むし歯の初期段階は痛みなどの自覚症状がなく、見た目に少し茶色に変色するぐらいです。
部分的に変色していたら注意しましょう。
◇黒い点のようなものがある
エナメル層が完全に溶けて溜まっている状態。
この状態ではむし歯の菌が内部にしっかり入り込んでいる状態です。
◇冷たいものがしみる
むし歯が歯の内部まで広がると冷たい食べ物や飲み物で痛みを感じるようになります。
冷たいものを口にしたときに歯がしみる場合は特に注意しましょう。
■初期のむし歯を悪化させないためには
初期むし歯であれば、日頃のケアによって修復することができるものもあります。
丁寧に歯垢を落とすことに加えて、その再石灰化を促進する「フッ素」がとても大切です。
◇丁寧に歯磨きを行う
むし歯を防ぐには、歯磨きで歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くことが大切です。
「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」「かみ合せの面」はプラークがつきやすいところです。
これらの部位に歯ブラシの毛先が届くように意識してみがきましょう。
順番を決めてみがけば、みがき忘れを防ぎ、すべて均等にみがけます。
◇フッ素配合の歯磨き粉を使用する
フッ素は酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進します。
歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。
むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
うえの歯科医院でもフッ素配合の歯磨き粉を販売しています。
興味のある方はぜひスタッフまでお声掛けください。
◇歯科医院で治療する
むし放置すると、そこから象牙質、神経(歯髄)へと内部へどんどん進行して、
やがて痛みも激しくなります。
初期の虫歯は簡単な処置で済ませることができるのでむし歯かな?と思ったら、
早めに歯科医院へ行きましょう。
■初期のむし歯における治療法
◇歯科医院で歯磨きの方法を教えてもらう
歯並びなど、お口の状態は一人ひとり異なるので、
歯科医や歯科衛生士に自分に合った歯磨きの方法を教えてもらいましょう。
◇フッ素を塗布する。
定期的に高濃度のフッ素を塗ることで、むし歯の進行を予防できます。
子どものむし歯予防にはフッ素塗布がよく用いられます。
乳歯と生えたばかりの永久歯にはフッ素が浸透しやすいので、効果が期待できます。
そのため特に、子どもの歯には効果的です。
■食生活からも見直してみましょう
甘いものを食べるとむし歯になるともよく言われています。
糖分はむし歯の原因菌がさんを作る材料になります。
間食や甘いものをよく食べる習慣がある人は歯が酸にさらされやすく
むし歯になりやすくなります。
間食を食べるときのポイントは
・時間を決める
・むし歯になりにくい間食を選ぶ(砂糖が多いもの、粘着性があるものをさける)
うえの歯科医院ではYouTubeでむし歯予防の動画をアップしています。
ぜひご覧ください。
▼YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCmg5shtZ7mPBxLCG6HuUVdA
▼【5分でわかる】むし歯予防!
https://youtu.be/dfswMFoWTMk
▼5分でわかる!キシリトールとむし歯
https://youtu.be/hoJB8iKvOvQ
■まとめ
むし歯は、初期に見つけることが大切です。
しかし初期の虫歯は自覚症状がないので痛みやしみるといったことを感じないため、
ご自身で気が付くことは難しいと言えます。
ご自分で、お口の中にある歯全体を定期的に観察する習慣を持つことや
定期検診を受診し早期発見・早期治療をおこなうことで初期むし歯を進行させないようにしましょう!