2021/08/08歯科医師の未来はどうなる?
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士の高岡です♪
感染症対策がまだまだ必要な世の中、人々の生活も変わり、働き方も変わってきて必要とされる職業にも変化が出てきましたね。
では、“歯科医師”は将来性のある職業なのでしょうか?
その将来性をみていきましょう!
■歯科医師の現状
◇歯科医師は増えている?
歯科医師の数は年々増え続けています。
平成30年の時点では、歯科医師数は104,908人となっています。
また、年齢別では50代の歯科医師が最も多く、次に多いのが60代となっています。
歯科医師の女性の比率は若いほど高く、20代の女性比率は46.2%にまでなっています。
女性の歯科医師が増えているんですね。
(厚生労働省 平成30年歯科医師統計)
しかし、歯科医師が増え続けている一方、歯科医師の働く歯科診療所の数は横ばい傾向となっています。
平成30年の歯科診療所数の数は68,613です。
この数はコンビニの件数よりも多いと言われています。
歯科医師が増え続ける一方、診療所の数は横ばいということは歯科医師の数は過剰なのでしょうか…?
◇歯科医師のワーキングプアは嘘?
上記のお話から、歯科医師の数は多すぎるのでしょうか?
歯科医師はワーキングプアになるとも言われることもあります。
しかし、現状として国家試験の合格者数は年々減り、歯科医師の平均年齢は上がり続けています。
よって、現場で働く歯科医師が不足し、就職に関しては売り手市場となる一方で、歯科診療所の経営者は採用困難な時代となることが予想されています。
よって、今後の傾向を考えると、歯科医師の数が過剰とは言えない状態にあると言えます。
■歯科医師の将来性について
◇歯科医師の年齢層が高くなっている
上記で述べたように、現状の歯科医師の年齢層としては、50〜60代が多くを占めており、次いで40代、30代という順で多いというデータがあります。
よって、今後歯科医師の年齢層はどんどん高くなっていき、今の50〜60代が引退すると、実際に診療所で関わる現役層は減っていくことが予測されます。
若い歯科医師が減っているのは、歯科医師国家試験の合格率が下がっていることが要因と考えられます。
だからこそ、今後、現役層となる歯科医師は需要があると考えられます。
◇少子高齢化による歯科医師の需要拡大
歯科医師が減ることが予測される一方で、日本では高齢者の数はどんどん増えていくことは明らかです。
そうすると、高齢者の歯科治療が増えることが予測されます。
近年、人々の歯に対する関心が高くなってきているため、むし歯の患者数および喪失歯の数は下がり続けています。
とはいえ、「歯医者さんには痛みが出たらいくもの」「何年も歯医者には行っていない」という方々もたくさんいるのが現状です。
◇歯科医師の仕事がなくなることはない!
ここまでお話したように、歯科医師の数が今増えているとしても、
今後減少することが予想されたり、歯科治療の需要がますます増えていくこと想定できることから、
歯科医師の仕事がなくなることはないと言えます。
つまり、歯科医師という職業は将来性のある職業であると言えます。
■歯科医師が将来的に注意するポイント
◇クリニックの選び方
どんなクリニックがいいのかは、正直いって人にもよります…。
3年後や5年後、どんな歯科医師になりたいと思っているか?という具体的な目標やイメージを持つことが大切です。
その理想の歯科医師像に近付ける、成長ができるクリニックで勤めることがやりがいにつながると思います。
しかし、具体的な理想像はまだイメージできない方も多いと思います。
目標を立てるのは簡単なことではないですよね。
それでも、歯科医院見学の時に、共感できる考え方の歯科医師と出会ったり、憧れの歯科医師に出会うこともあるかと思います。
また、自分の興味のある治療の分野やこれから必要とされるであろう治療分野を極めていくのも良いと思います。
歯科医師人生のスタートの時に惹かれたピュアな気持ちを大切にしていただきたいなと感じます。
◇時代や流行の需要をみること
ここまでも述べた通り、人々の健康を守るためには、歯の健康を維持向上することは、今後も更に求められていきます。
最近ではスポーツにおける歯科の重要性が明らかになってきたり、高齢者の自立を支援するための口腔内の衛生管理が注目されていたりします。
時代が変わるとともに、高齢者の歯科訪問診療はますます増えると思われますし、アスリートのパフォーマンスを引き上げるための、スポーツ歯科の分野は今後大きく発展していくかと思います。
また、予防歯科や審美歯科も更に増えていくことでしょう。
そういった分野に力を入れていくビジョンのあるクリニックで勤めることで、将来的に歯科医師としての飛躍もしやすいかと思います。
こちらもご参考ください
【必見:歯科医師が転職をする理由は?転職をする上でのコツもご紹介!】
■まとめ
現在は増え続けている歯科医師ですが、今後のことを考えると、歯科医師の需要は拡大する余地しかありません!
医療のレベルが上がる中、歯科分野も発展していくと思われます。
今や歯科医師の仕事は歯を治すことだけではなく、全身の健康につながる仕事となっています。
だからこそ、人々の健康を守れる仲間が増えていくことを望んでいます。
当院では、今後の世の中の流れを見据えたビジョンもあります。
どんなビジョンを描いているのか気になる方は、ぜひうえの歯科医院に見学にいらしてくださいね!
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【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座