ブログ

2020/03/22歯科医院がおすすめする入れ歯洗浄剤!正しい使い方もご紹介!

皆様こんにちは!鶴見区にある歯医者さん!

インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療のうえの歯科医院

歯科衛生士の高橋です


今回のテーマは「入れ歯のお手入れ・掃除方法」です!



せっかく作った入れ歯!

意外と知られていないお手入れ方法と、自分やご家族の入れ歯が清潔かを

ぜひ、この機会にチェックしてみてください!



今回のお話の項目です!

■入れ歯の掃除でまず確認!汚れのチェックポイント

■入れ歯の洗浄のここだけは押さえてほしいポイント

■入れ歯洗浄剤のチェックポイント

■入れ歯の洗浄剤を選ぶには特徴を確認!

■洗浄力を最大限発揮させる!入れ歯の洗浄剤の使用のポイント‼

■うえの歯科医院おススメの入れ歯洗浄剤



では、さっそく!



■入れ歯の掃除でまず確認!汚れのチェックポイント

入れ歯の洗浄において大切なポイントは

・デンチャープラーク

・歯石のような沈着物

・着色


です!

デンチャープラークとは、入れ歯にくっついている細菌の膜(バイオフィルム)です。

お口の中の磨き残しと同じようなものです。

そして、これが石灰化が進むと、歯石のような沈着物になってしまいます。

また、着色は、入れ歯の表面だけでなく、歯石のような沈着物やデンチャープラークが足場になり、ワインやコーヒー、お茶、たばこのヤニなどがついたものです。



■入れ歯の洗浄のここだけは押さえてほしいポイント

入れ歯の洗浄は、まずは入れ歯用ブラシによる清掃、そして入れ歯洗浄剤と併用することで初めて成り立ちます。

入れ歯の清掃の基本は、入れ歯の用ブラシを使うことが基本です。

入れ歯の洗浄剤を使用しての清掃は、あくまでも補助的なものととらえてください。

入れ歯の洗浄剤さえ行っていればよいというものではありません。

まずは、入れ歯も歯磨きが大切なんです。



■入れ歯洗浄剤のチェックポイント

入れ歯の洗浄剤には「部分入れ歯用」があると思います。

洗浄剤には部分入れ歯用と総入れ歯用がありますよね。

もし、部分入れ歯の人が、総入れ歯の洗浄剤を選ばないように記載があります。


どちらでも良いと思っていた方は要注意です!

部分入れ歯の人が、総入れ歯用の洗浄剤を使用すると入れ歯のばねの色が黒く変色してしまうことがあります。

しっかり記載内容を確認して購入するようにしましょう!



■入れ歯の洗浄剤を選ぶには特徴を確認!

①酸性かアルカリ性かを確認!

入れ歯の洗浄剤には酸性とアルカリ性があります。

これらにはそれぞれの特徴があるので、こちらをご紹介します!

「酸性の入れ歯の洗浄剤」は歯石のような沈着物を落とすことに特化しています。

「アルカリ性の入れ歯の洗浄剤」は色素沈着を落とすことに特化しています。


②洗浄パターンを確認

洗浄のパターンは3パターンに分かれて汚れの落とし方が違います。

・分解型洗浄

・分離型洗浄

・溶解型洗浄

に分かれています。


・分解型洗浄

汚れの分子レベルに作用し、汚れの状態を変化させます。汚れと認識できない分子レベルに小さく分解され、洗い流されます。

 当てはまる義歯洗浄剤は、酸化漂白剤が該当します。義歯洗浄剤のパッケージには「酸素系漂白剤」と記載されていることが多いです。

 水温が高い、機械的作用が加わるという場合に洗浄力が高まります。



・分離型洗浄

界面活性作用により、入れ歯から汚れを除去します。具体的には、付着した汚れを薬剤が包み込み、最終的に義歯表面から汚れを引きはがします。

 ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸酢酸ナトリウム、アルファオレフィンスルホン酸塩といった界面活性剤が該当します。洗浄剤のパッケージには「界面活性剤」と記載されています。

 温度が適切である、水温が高い、機械的作用が加わるという場合に洗浄力がより発揮されます。



・溶解型洗浄

汚れを洗浄液中に溶解させて入れ歯から除去します。具体的には、食塩や糖分、たばこの成分ではアンモニア、ニコチンなどが水に溶けます。

 有機酸、炭酸塩などが該当します。入れ歯の洗浄剤のパッケージには「有機酸、炭酸塩」と記載されていることが多いです。

入れ歯の洗浄剤を水に溶かした時に洗浄液のpHが酸性もしくは弱アルカリ性を示す場合、洗浄力も比較的強いといえます。



【関連記事】入れ歯安定剤に副作用!?



■洗浄力を最大限発揮させる!入れ歯の洗浄剤の使用のポイント‼

入れ歯の洗浄剤のポイントをお伝えさせていただきましたが、これらを踏まえて洗浄のポイントをお伝えします。


①入れ歯の洗浄剤につける前にとれる汚れはしっかり落とす!

入れ歯の洗浄剤で落とすのは、入れ歯の表面に付着した汚れです。

義歯用ブラシで簡単に落ちる汚れは前もって除去してください。


②ぬるま湯に溶かす。

分離型洗浄剤(界面活性剤)と分解型洗浄剤(酸素系漂白剤)の場合、水温が高めのほうが、洗浄成分がはたらき、汚れも洗浄液中に溶けやすくなります。したがって、冷水ではなくぬるま湯(40℃前後)に溶かすようにしましょう。ただし、水温が高すぎると、入れ歯の材料への悪影響が懸念されます。


③水量を守る

分離型洗浄の場合、入れ歯洗浄剤の効果を発揮させるためには、成分の濃度が適切であることも大事です。したがって、濃度が変わらないように水量は使用方法通りにまもりましょう。


④洗浄時間を守る

洗浄力が発揮されるには一定の時間がかかるため、洗浄時間が短すぎると汚れは除去できません。逆に長時間つけすぎると、材料への負担が大きくなります。


⑤表面に傷をつけないように注意!

丁寧にすすぐことで、義歯の表面の汚れを確実に除去することができます。

すすぎが不十分であると、義歯材料への負担、再汚染の恐れがあるので十分注意しましょう!



■うえの歯科医院おススメの入れ歯洗浄剤

 当院おススメの入れ歯洗浄剤は


「入れ歯爽快」です。矯正のリテーナーなどにもお勧めです!



歯科医院がおすすめする入れ歯洗浄剤!正しい使い方もご紹介!

歯石のような沈着物を取り除く効果があり、入れ歯臭なども予防します。

なにより、使用している方は、入れ歯をツルツルにきれいに保つことができます。

ぜひ、当院に通われていないか手でもお気軽に立ち寄ってお買い求めください!

プロが本気で選んだ入れ歯洗浄剤です!