2021/11/14「スポーツ用マウスピース」の効果とは?歯科医院で作るメリットをご紹介!
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院
歯科衛生士の菅原です♪
紅葉が始まってきましたね!山登りは得意ではないのですが、この時期だけは大山の阿夫利神社に行きたくなります!
みなさんにとってはどんな秋でしょうか??
スポーツの秋!という方にはぜひとも読んでいただきたい「スポーツ用マウスピース」のお話です!
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≪目次≫
■「スポーツ用マウスピース」の効果
◇衝撃から守る
◇パフォーマンスを向上させる
◇噛みしめによるダメージを軽減する
■「スポーツ用マウスピース」が売っている場所は?
◇歯科医院
◇スポーツ用品店
■「スポーツ用マウスピース」を歯科医院で作るメリット
◇一人ひとりにフィットするものを作成できる
◇パフォーマンスの向上が期待できる
◇安全性が高い
■「スポーツ用マウスピース」を歯科医院で作るデメリット
◇市販の商品よりも費用がかかる
◇作製に時間がかかる
■まとめ
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■「スポーツ用マウスピース」の効果
◇衝撃から守る
「スポーツ用マウスピース」は”口を守る”という意味から、「マウスガード」や「マウスプロテクター」と呼ばれることもあります。
「スポーツ用マウスピース」は、ヘルメットと同様のシステムで、外部の衝撃を分散・吸収し、口の中を守ることができます。
また、コンタクトプレイ時に、自分の歯で頬や舌などが怪我することを防ぎます。同時に、相手プレイヤーの頭や顔を傷つけることも防げます。
さらに、脳震盪を軽減できるといわれています。
例えば、横からの衝撃により、頭がムチ打ち状態になり脳振盪が発生する場合、
マウスピースを噛むことにより首が固まりダメージを軽減します。
下の顎に衝撃が加わった場合、上下の顎の間に介在するマウスピースがそのショックを弱めて、脳のダメージを軽減します。
◇パフォーマンスを向上させる
スポーツのパフォーマンスも上がることが証明されています。具体的には、
・マウスガードを装着したことによる安心感から、競技への集中力が向上する効果
・咬む機能が修復されることにより平衡感覚が改善する
・握力や背筋力が向上する効果(マウスピースが噛みしめを容易にすることから等尺性筋力が発揮し易くなる)
等です。
◇噛みしめによるダメージを軽減する
競技にもよりますが、アスリートは競技中に歯を強く噛みしめている場合があります。
強く噛みしめ続けると、奥歯が破折してしまったり、顎関節や周りの筋肉に傷害をもたらすこともあります。
マウスピースにより、強い噛みしめで起こる咬耗を防止し、顎のや歯の損傷を予防することができます。
■「スポーツ用マウスピース」が売っている場所は?
◇歯科医院
完全オーダーメイドのマウスピースが作成できます。
基本的に、1回目の来院時に検査し、歯の型をとり、2回目の来院時にスポーツ用マウスピースをお渡しします。
◇スポーツ用品店
スポーツ用品店で取り扱いのある場合もあります。汎用的な形状のものなので、フィット感は追及できません。
安価ですぐ手に入る一方で、外れる、話せない、競技に集中できない、息苦しいなどのデメリットもあります。
■「スポーツ用マウスピース」を歯科医院で作るメリット
◇一人ひとりにフィットするものを作成できる
市販品との一番の違いです。競技に集中できるよう、お一人おひとりに合ったマウスピースを作成できます。
そのため市販品に比べて、外れない、話せる、呼吸がしやすいというメリットがあります。
◇パフォーマンスの向上が期待できる
違和感ないものがつくれるため、競技に集中できます。そして、噛みしめのバランスも良くなり、パフォーマンスの向上が
期待できます。
◇安全性が高い
長い間、ズレが生じているマウスピースを使用していると、歯並びや咬み合わせが悪くなる可能性もあります。
そのため、しっかりとご自身のお口に合ったマウスピースを歯科医院で作る方が良いといえます。
■「スポーツ用マウスピース」を歯科医院で作るデメリット
◇市販の商品よりも費用がかかる
オーダーメイドで作成するため、費用がかかります。
しかし、市販のものを何度も買い替えるよりも、最初からぴったりと合ったマウスピースの方が余計な費用と心配もいらないですね。
◇作製に時間がかかる
型取りをしてから1~2週間の期間をいただいて作成しています。
■まとめ
スポーツ選手はみなさん歯を大事にしています。それは、力を発揮するときに噛みしめるからです。
競技に100%集中でき、パフォーマンスを向上も期待できる。しかもご自身の歯・顎・身体の安全も守れる。相手プレイヤーの怪我のリスクも軽減できる。スポーツ用マウスピースは選手の相棒といってもいいかもしれませんね!
競技によってマウスピースの厚みも違いがあるため、作成をご希望の方はスタッフまでご相談ください。
【ブログ監修者】
医療法人VERITAS うえの歯科医院
理事長 上野友也
1993年 鶴見大学歯学部卒業
1995年 東京医科歯科大学歯学部医員研修医終了
1996年 鶴見大学第三補綴学講座臨床専科生
2000年 アストラテックインプラントベーシックコース修了
2002年 うえの歯科医院設立
2004年 医療法人ヴェリタスオーラルケアセンター設立
2008年 OSIインプラントアドバンスコース修了
2008年 JIADSペリオコース修了
2009年 JIADSエンドコース修了
2010年 JIADS補綴コース修了
2010年 JIADSペリオ&インプラントアドバンスコース修了
2012年 ニューヨーク大学CDE在籍
• 所 属
国際インプラント学会(ICOI)会員
日本顎咬合学会会員
財団法人プロスピーカー協力アシスタントプロスピーカー
OSI会員
JIADS会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
鶴見大学歯学部附属病院共同診療医
済生会東部病院共同診療医
横浜労災病院共同診療医
日本歯周病学会
日本臨床歯周病学会
日本口腔インプラント学会
鶴見大学歯学部歯周病学講座