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2021/07/18医師と歯科医師の違いとは?

皆様こんにちは!

横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院

歯科助手・管理栄養士の髙橋です。


皆さんは、歯科医師と医師の違いはご存知ですか?


病院には様々な診療科目があり、皆さんのお住まいの近くには内科や皮膚科、小児科、耳鼻科などなど、様々なクリニックがありますよね。

そのような様々な症状に特化したお医者さんはたくさんいらっしゃいますが、唯一歯医者さんにいる歯科医師は、他の医師とは違う点があるのは、皆さんご存知でしょうか?


医師と歯科医師の違いや特徴についてお伝えしていきます。

医師と歯科医師の違いとは?

歯科医師と医師の違いとは?

◇免許

一般的には、あまり知られていない事実として、お医者さんと歯医者さんは、持っている資格が根本的に異なります。


一般的なイメージとして、お医者さんになるために大学へ進み勉強をして、医師免許を取得してから、内科や皮膚科、小児科、耳鼻科、歯科医院などに道を選んでいくというように思われがちですが、実は違います!


お医者さん、つまり医師は大学の医学部医学科を卒業し、医師国家試験に合格することで医師になることができます。

それに対して歯医者さん、つまり歯科医師は大学の歯学部歯学科を卒業し、歯科医師国家試験に合格することで歯科医師になることができるのです。

つまり、医師と歯科医師では完全に異なる国家試験を受ける、別の資格です。

医師の国家資格を持っていても、歯科診療をすることはできません。


◇仕事内容

医師も歯科医師もどちらも健康に携わる仕事を行いますが、その内容は異なります。

上記で述べたように、医師は歯科診療をすることはできず、歯科医師は歯科診療以外の医療行為をすることはできません。


歯科医師はむし歯や歯周病の治療をはじめ、歯列の矯正、インプラント手術などお口の中を専門に診るということが最大の特徴です。

一方、医師は、「内科」「外科」「耳鼻科」「眼科」「産婦人科」「小児科」等々、細かく診察分野が分かれておりますが、身体全身を対象にすることが特徴です。

歯科医師と医師は業務内容などを定めた法律も異なっています。


◇学部で学ぶ内容

このように特徴の異なる医師と歯科医師ですが、それぞれ資格を取るまでにどのような勉強が必要なのでしょうか


医師と歯科医師とでは勉強する内容に共通する点もあれば、異なる点もあります。


共通点としては、大学学部において、解剖学・生理学・病理学などの基礎科目を学ぶ点です。

歯科医師の臨床系の科目では、歯学部も内科学や外科学、小児科学など医学部の科目も関連医学として学ぶ必要があります。

しかし、主としては、歯科保存学、歯科補綴学、口腔外科学など歯学の専門性に沿った科目を学びます。


歯科医師は全身に関する医学を学んだ上で、さらに口腔環境に関することに特化した勉強もするということですね。



歯科医師と医師はなぜ別なの?

免許や仕事内容、学部での勉強内容も異なる医師と歯科医師ですが、なぜ別物となったのでしょうか

医師と歯科医師の違いとは?

歯科医師と医師が別物となったのは、昔の名残だといわれています。


ギリシャ、ローマ時代には、医療は祈祷師や医師によって行われていたそうです。

昔から人々を悩ませていた歯の痛みや歯のぐらつき等の症状が起こると、歯抜き士が抜歯をしていたそうです。

また、入れ歯は入れ歯師、香具師、職人によって行われ、歯に関することはお医者さんではなく、職人の仕事という認識があったようです。


19世紀、アメリカの大学で医学部が創設されたときに、歯学はartでありscienceでないという論理で医学部に含まれなかったそうです。

その頃からも医学と歯学の道は分かれ、その風土がヨーロッパや日本にも影響していると考えられます。


こうした経緯で歯科医学、歯科医療は独自の発展がなされてきました。職人の仕事という認識だったことまあり、器材による疾病の治療という印象も強く、患者を対象とした疾病の治療である一般的な医療とは別物と見られてきました。


しかし近年、高齢社会や医療の発展により口腔と全身の関係性が見直され、現在の歯科医療は単に口腔内の治療をすることに止まらず、全身との関連も見られるようになってきました。


歯科医師だからこそ必要なこと

◎コミュニケーション能力

「歯科恐怖症」という言葉があるほどに、歯医者さんが苦手という方は多くいらっしゃいます。

だからこそ、多くの患者様と接し、ご納得ご理解いただいた上で治療を進めていく歯科医師には、相手を安心させるコミュニケーション能力が必要です。


◎手先の器用さ

歯科医師はせまいお口の中で器具を使って手際よく治療する必要があります。

特に歯は一度削ってしまったら元には戻りません。

細かい作業を正確に行う器用さや慎重さ、そして集中力も必要なスキルです。


まとめ

今回は医師と歯科医師の違いについてお伝えしました。

どちらかを目指そう!という段階から入る学部が変わってきます。自分の適性を判断した上で進学することが必要ですね。

歯科医師はより職人技である上に、医師同様基本的な医療の知識やコミュニケーション能力も必要となります。

うえの歯科医院では、練習の環境も整えられ、コミュニケーション能力や接遇面の成長ができる研修の場もご用意しております。

資格を持っていても、日々変化していく医療ですから、働き始めてからも学ぶことが大切です。

歯科医師として、成長し続けたい方はぜひ見学にお待ちしております!!

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